アテゾリズマブ、白金化学療法不適格の尿路上皮がん1次治療に承認:FDA

提供元:ケアネット

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公開日:2017/04/25

 

 ロシュ社は2017年4月18日、米国食品医薬品局(FDA)がプラチナベース化学療法不適格の局所進行または転移性尿路上皮がん患者に対するアテゾリズマブの投与について、迅速承認したことを発表した。

 アテゾリズマブは、プラチナベース化学療法歴のある局所進行または転移性尿路上皮がん患者への投与について、既に承認を取得していたが、今回はプラチナベース化学療法不適格に対する1次治療での承認。

 この適応症は、第II相臨床試験であるIMvigor 210試験の成績(奏効率および奏効期間)に基づき迅速承認された。承認の継続には、検証試験での臨床的有用性の証明が必要となる。

■参考
中外製薬ニュースリリース
ロシュ社ニュースリリース
IMvigor210試験 コホート1(ClinicalTrials.gov)

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(ケアネット 細田 雅之)