FDA、EGFR変異陽性NSCLCに対するアファチニブの適応拡大を承認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2018/01/26 Boehringer Ingelheim社は2018年1月16日、米国食品医薬品局(FDA)がEGFR変異陽性の転移性非小細胞肺がん(NSCLC)の1次治療に対する、アファチニブ(商品名:ジオトリフ)の追加新薬申請(sNDA)FDAを承認したと発表。アファチニブは、exon19delまたはexon21 L858RのEGFR変異NSCLCを対象としていたが、今回L861Q、G719X、S768Iの3つのEGFR変異が追加された。 このsNDAの承認は、NSCLC患者のアファチニブの3つのLUX-Lung臨床試験プログラム(第II相LUX-Lung2、第III相LUX-Lung3およびLUX-Lung6)のプール分析に基づく。 Boehringer Ingelheim社のプレスリリースでは、L861Q、G719XまたはS768I変異は、他のEGFR変異と比較して予後不良で、治療選択肢が限られており、アファチニブの追加承認は、この患者集団の治療戦略を大きく変える、としている。 (ケアネット 細田 雅之) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 アファチニブがUncommon EGFR変異陽性NSCLCのPFS改善(ACHILLES/TORG1834)/ESMO2023 医療一般 日本発エビデンス(2023/10/30) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] パーキンソン病患者数、30年後には約2倍か/BMJ(2025/03/26) 非弁膜症性心房細動に対するDOAC3剤、1日の服薬回数は治療効果に影響せず?(2025/03/26) HER2陽性転移乳がん、術後放射線療法でOS改善~SEERデータ(2025/03/26) リンパ腫・骨髄腫に対する新たな免疫治療/日本臨床腫瘍学会(2025/03/26) 高齢NSCLCへのICI、2次治療への移行率と治療成績(NEJ057)/日本臨床腫瘍学会(2025/03/26) ビタミンBが影響を及ぼす神経精神疾患〜メタ解析(2025/03/26) 抗うつ薬は認知症患者の認知機能低下を加速させる?(2025/03/26) [ あわせて読みたい ] 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29) エキスパートが教える痛み診療のコツ(2018/10/11) 医療者向け『学校がん教育.com』(2022/12/01) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11)