6歳未満の血友病A患者を対象としたアドベイトの臨床試験の結果が発表される

提供元:ケアネット

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公開日:2008/11/19

 



バクスター株式会社は、10月29日に米国本社が治療歴のある6歳未満の重症中等症および重症血友病A患者(PTPs)を対象とした、アドベイト(プラズマ/アルブミンフリー製法による遺伝子組換え型抗血友病因子)の臨床試験の結果を発表した。

アドベイトは、世界で唯一の血液由来成分を添加しない完全長の遺伝子組換え型血液凝固第VIII因子製剤。

この試験は、治療歴のある重症中等症および重症血友病Aの小児患者(PTPs)53人を対象として実施された。アドベイトを1回または2回投与することにより、出血症状の90%以上を管理でき、94%近くの出血エピソードの止血効果は、「著効」または「有効」と判定されたという。

試験結果は、8月号のJournal of Thrombosis and Haemostasis(国際血栓止血学会誌)に掲載されている。

詳細はプレスリリースへ
http://www.baxter.co.jp/about_baxter/news_room/news_releases/2008/081029.html