前立腺肥大症治療薬「アボルブ」発売

提供元:ケアネット

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公開日:2009/09/09

 

 グラクソ・スミスクライン株式会社は4日付で、前立腺肥大症治療薬「アボルブカプセル0.5mg 」(一般名:デュタステリド、以下「アボルブ」)が薬価収載されたことを受け、販売を開始した。

 同剤は、英国グラクソ・スミスクライン社で開発された本邦初の5a還元酵素阻害作用を有する前立腺肥大症治療薬。2001年11月に米国で、2002年7月に欧州で承認されて以来、2009年3月現在、世界85カ国で承認され、年間約290万人(2008年3月現在)の患者に使用されている。

 同剤は、テストステロンをより活性の高いDHT(ジヒドロテストステロン)に変換する1型および2型の5a還元酵素を阻害し、DHTの産生を抑制。同剤によるDHTの抑制に伴い、肥大した前立腺は縮小し、下部尿路症状の軽減および尿流の改善がもたらされるとのこと。

詳細はプレスリリースへ
http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2009_07/P1000574.html