多剤耐性結核の家庭内曝露小児、予防的レボフロキサシン投与は有効か/NEJM

提供元:ケアネット

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公開日:2025/01/15

 多剤耐性(MDR)結核に家庭内で曝露した小児は、レボフロキサシンによる予防的治療を受けた集団で、プラセボと比較し結核の発症率が低いもののその差は有意ではなく、Grade3または4の有害事象の頻度は同程度であることが、南アフリカ共和国・ステレンボッシュ大学のAnneke C. Hesseling氏らが実施した「TB-CHAMP試験」で示された。研究の詳細は、NEJM誌2024年12月19・26日号で報告された。
 TB-CHAMP試験は、南アフリカ共和国…

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(医学ライター 菅野 守)