日本の喘息治療に新たな期待? ブデソニド/ホルモテロール配合剤の日本人患者における試験結果が発表される アストラゼネカ株式会社は10月14日、ドイツのベルリンにて4日~8日(現地時間)に開催された第18回欧州呼吸器学会(ERS)で、日本人の成人気管支喘息患者におけるブデソニド/ホルモテロール配合剤の有効性、安全性をブデソニドとテオフィリン徐放製剤の併用治療と比較した第III相比較試験結果、ならびに、日本人の成人気管支喘息患者におけるブデソニド/ホルモテロール配合剤の長期投与における安全性、有効性を検討した試験結果が報告されたと発表した。
ニキビ治療剤ディフェリン ゲル0.1%新発売 ガルデルマ株式会社と塩野義製薬株式会社は、10月21日に新有効成分アダパレンを含有する外用尋常性ざ瘡(ニキビ)治療剤「ディフェリン ゲル0.1%」を新発売すると発表した。
2型糖尿病治療薬SYR-322 FDAの審査終了日延期 武田薬品工業株式会社の100%子会社である武田グローバル研究開発センター株式会社(以下、TGRD社)は、2008年10月8日(米国時間)、米国食品医薬品局(FDA)より、販売許可申請中の2型糖尿病治療薬SYR-322 (一般名:alogliptin)の審査について、審査終了目標日である10月27日までに完了しないため、これを延期する旨の通知を受けたと発表した。
高脂血症治療薬が体内時計を調整する? 独立行政法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)生物機能工学研究部門 生物時計研究グループ 石田 直理雄(のりお)研究グループ長 兼 上席研究員、大石 勝隆 主任研究員らは、徳島大学医学部 勢井 宏義(せい ひろよし)教授との共同研究で、高脂血症治療薬であるフィブレートが動物の冬眠などの体内季節時計に影響を及ぼすことを発見したと発表した。
遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤「フォリスチム注カートリッジ」および「フォリスチムペン」新発売 シェリング・プラウ株式会社は、10月10日に国内初となる在宅自己注射が可能な遺伝子組換えヒト卵胞刺激ホルモン製剤「フォリスチム注カートリッジ」及び専用のペン型注入器「フォリスチムペン」を新発売したと発表した。
HPV遺伝子検査キット「アンプリコアHPV」が薬事承認を取得 ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は10月7日、2008年9月10日付でHPV遺伝子検査キット「アンプリコアHPV」の医薬品の製造販売承認を取得したと発表した。
ユリーフ 米国での承認取得 キッセイ薬品工業株式会社(代表取締役社長 神澤陸雄)は10月9日、同社が創製し、米国ワトソン社(Watson Pharmaceuticals, Inc.)に技術導出した前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬シロドシン(日本製品名:ユリーフ、米国予定製品名:RAPAFLOTM〔ラパフロ〕)について、ワトソン社が米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。
1日1回投与の新規COPD治療薬NVA237 臨床第II相試験の新データが発表される ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市の本社が10月7日に1日1回投与の新規COPD治療薬NVA237臨床第II相試験の新データを発表したことを報告した。
「男もつらいよ! ~男性更年期障害と自殺問題を考える~」公開シンポジウム in 大阪大学中之島センター 男性の更年期と自殺問題に関する公開シンポジウムが10月19日(日)、大阪大学医療人文学研究会によって開催される。本シンポジウムは医療社会学研究会、大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学」との共催。
すべての女性のための子宮頸がん情報サイト 「allwomen.jp」オープン グラクソ・スミスクライン株式会社は10月6日、一般の方向けの子宮頸がん情報サイト「allwomen.jp」(http://allwomen.jp)を開設したと発表した。
下痢型過敏性腸症候群治療剤イリボー錠が新発売 アステラス製薬株式会社は、下痢型過敏性腸症候群治療剤イリボー錠2.5μg/5μg(一般名:ラモセトロン塩酸塩)について、「男性における下痢型過敏性腸症候群」を効能・効果として、10月7日に国内で新発売した。
抗凝固薬ザレルト、欧州連合(EU)でも承認取得 バイエル薬品は10月2日、ドイツ・バイエル ヘルスケア社が抗凝固薬ザレルト(一般名:リバロキサバン)の欧州連合(EU)加盟国内での販売を間もなく開始すると発表した。欧州委員会が販売承認を許諾したという。
HIV感染症治療薬アイセントレスが2008年最高医薬品賞を受賞 万有製薬株式会社は10月3日、HIV感染症治療薬アイセントレスが今年のPrix Galien USAにおいて「2008年最高医薬品(Best Pharmaceutical Agent)賞」を受賞したことを発表した。
薬物治療開始血圧値、降圧目標値ともに年々低下傾向 -「ケアネット 高血圧白書2004-2008」より- ケアネットが提供するサービスに利用登録している医師(ケアネット会員医師)に対する「高血圧症に関する医師の治療意識」に関する5年間におよぶ調査結果より、薬物治療開始血圧値、降圧目標値ともに年々低下傾向にあることが明らかになった。
UPLIFT発表!チオトロピウムは心血管疾患のリスクを増大させない 10月5日、欧州呼吸器学会議(ERS2008)において、COPDのファーストライン治療として用いられる長時間作用型抗コリン薬の大規模試験UPLIFT(Understanding Potential Long-term Impacts on Function with Tiotropium)の結果が発表された。その中で、呼吸機能を4年間継続して有意に改善するとともに、有意な死亡率の低下が初めて認められたと報告された。
40%の親が子供の視力について知らない!? ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社は、10月10日の「目の愛護デー」に向けて、同社が8月1日にオープンしたウェブサイト『EYE MASTER(アイマスター)検定』 の結果を発表した。これまでの検定参加者によると、40%の親が子供の視力について知らないことが判明したという。
潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「ペンタサ錠500」が新発売 株式会社キョーリンは10月1日、子会社である杏林製薬株式会社が、潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「ペンタサ(一般名:メサラジン)錠500」を新発売(剤形追加)したと発表した。