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ボトックスに適応追加 小児脳性麻痺の下肢痙縮治療に新たな選択肢

グラクソ・スミスクライン株式会社は、2月23日付で同社のA型ボツリヌス毒素製剤「ボトックス注50」「ボトックス注100」(一般名:A型ボツリヌス毒素)について、「2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮(かしけいしゅく)に伴う尖足(せんそく)」を効能・効果として、厚生労働省より適応追加の承認を取得したと発表した。

欧州でてんかん治療剤ZEBINIXに関するライセンス契約が締結

エーザイ株式会社の発表によると、同社のの欧州統括会社、エーザイ・ヨーロッパ・リミテッドは、Bial-Portela & Ca社と、てんかん治療剤「ZEBINIX」(一般名:eslicarbazepine acetate)に関して、欧州における販売にかかるライセンス契約および共同販促契約を締結したという。同社はこの契約により、欧州におけるZEBINIXの販売権を獲得することになった。

リラグルチドの追加投与で、2型糖尿病患者の血糖値の改善と体重減少を確認

ノボ ノルディスクファーマ株式会社は20日、同社が米国、欧州、日本で承認申請中の、新規2型糖尿病治療薬 ヒトGLP-1アナログ製剤「リラグルチド」を、経口血糖降下薬に追加投与すると、他の経口血糖降下薬を追加投与した場合よりも優れた血糖改善効果が得られるという成績が、Diabetic Medicine(英国糖尿病協会発行)とDiabetes Care(米国糖尿病協会発行)に掲載されたと発表した。

痛風・高尿酸血症治療剤フェブキソスタット 米国で販売許可取得

帝人ファーマ株式会社が創製した新規の痛風・高尿酸血症治療剤であるフェブキソスタット(一般名、開発コード:TMX-67、米国登録商標:ULORIC)について、武田薬品工業株式会社の子会社、米国・武田ファーマシューティカルズ・ノースアメリカ株式会社(TPNA社)は2月13日(米国時間)、米国食品医薬品局(FDA)より販売許可を取得したことを発表した。TPNA社は、米国におけるフェブキソスタットの独占的開発・販売権を有している。

GSKと田辺三菱がアドエアのコ・プロモーションで合意

グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)と田辺三菱製薬株式会社は16日、GSK社が製造・販売している喘息ならびに慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療配合剤「アドエア」(一般名:サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル ドライパウダーインへラー)について、4月1日から両社による日本でのコ・プロモーションを展開することに合意したことを発表した。

ゾメタが閉経前の女性の乳がん再発リスクを低減 研究結果がNEJMに掲載される

ノバルティス ファーマ株式会社は13日、閉経前の早期乳がん患者の術後ホルモン療法にゾメタ(ゾレドロン酸)を追加投与した場合、ホルモン療法単独の場合と比較して、再発または死亡のリスクが36%減少したという研究(2008年6月に第44回米国臨床腫瘍学会で発表)が、New England Journal of Medicine誌に掲載されたことを発表した。