クラゲに刺された…「酢で洗う」は正解? 最終更新:2025/05/27 救急処置おさらい帳 今回はクラゲ刺傷についてです。まれに重症化するクラゲに刺されることがありますが、それ以外は基本的に怖い病態ではありません。外来でできる適切な処置を、順を追って紹介します。
10代の濫用薬物の傾向は?改正薬機法が何を変えるの? 最終更新:2025/05/23 バズった金曜日 改正薬機法が5月14日の参院本会議で可決され、若者による一般用医薬品の濫用に歯止めをかけるようです。さて、若者が手を染める薬物は覚せい剤から鎮痛薬や鎮咳薬に移行していますが、その背景はなんでしょうか。
壊死性筋膜炎と蜂窩織炎の臨床的鑑別法は? 最終更新:2025/05/21 Dr.山本の感染症ワンポイントレクチャー 壊死性筋膜炎と蜂窩織炎の臨床的鑑別法について、鑑別診断に実施することは1つしかありません。ですが、その前に感覚的な判断ができるそうで、山本舜悟氏が壊死性筋膜炎を疑う3つのことを説明します。
若手離れと医師不足で循環器救急に迫る崩壊の危機/CVIT 最終更新:2025/05/19 まとめる月曜日 「循環器救急に迫る崩壊危機:若手離れと医師不足、救命の現場が揺らぐ」「出産費用、2026年度にも自己負担無償化へ? 医療現場に広がる波紋」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください!
英語で「髄膜炎」、患者さんに伝わる言い方は? 最終更新:2025/05/19 患者と医療者で!使い分け★英単語 「増悪」「熱発」…。医療者が日々使う言葉でも患者さんに使うと「?」となること、ありますよね。英語も同じ。「同じ意味の異なる表現」をまとめて覚えられる、“お得な”コラム。
救急車利用で徴収されたケース、最も多い症状や年代は? 最終更新:2025/05/16 バズった金曜日 救急車を利用するも搬送先で軽症と判断された場合、救急搬送による選定療養費を徴収する動きが昨年より始まっています。茨城県がその検証結果を発表しましたが、どんな結果だったのでしょうか。
「入院させてほしい…」と救急受診、入院回避のカギは? 最終更新:2025/05/15 救急外来・当直で魅せる問題解決コンピテンシー 80歳女性が入院させてほしい…と救急受診。高K血症が認められて入院となり、内服薬を確認すると、スピロノラクトンとカリウム製剤が処方されていました。このような回避可能な入院を避けるためのポイントとは?
尿路結石疑い、実施すべき検査は 最終更新:2025/04/24 救急診療の基礎知識 今回は、外来に受診にきた尿路結石の症例をお届けします。診断では、STONEスコアが使われますが、最近では別のスコアも使われます。どのような診断と検査を行い、確定診断をつけるか。救急医療のエキスパート、坂本壮氏がレクチャーします。
どうすれば「きついけれど、やりがいある」診療科に若手医師が集まるか? 最終更新:2025/04/22 Dr.中川の論文・見聞・いい気分 診療科偏在は、日本の医療が抱える構造的な課題です。「忙しく過酷で報われない」とされる診療科が敬遠され、より融通の利く科に人気が集まる傾向がみられます。医師自身も人生の喜びを犠牲にしない働き方が望まれています。
英語で「肺塞栓症」、患者さんには「肺の血栓」で言い換えてみよう 最終更新:2025/04/21 患者と医療者で!使い分け★英単語 「増悪」「熱発」…。医療者が日々使う言葉でも患者さんに使うと「?」となること、ありますよね。英語も同じ。「同じ意味の異なる表現」をまとめて覚えられる、“お得な”コラム。
ヤマアラシのトゲ外傷の1例 最終更新:2025/04/18 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 顎関節窩にヤマアラシの針が刺さったという症例が、インドから報告されました。ヤマアラシの針は鋭い「かえし」があり、刺さるとなかなか抜けません。本症例では、左前腕と顔に8〜10本の針が刺さったそうです。
「DNRを救急車で運んだの?」治療中止ではないDNR 最終更新:2025/04/17 救急外来・当直で魅せる問題解決コンピテンシー 急変時DNRの方針となっている患者が救急搬送された場合に、「DNRを救急車で運んだの?」などと考えてはいけません。DNRは治療中止ではなく、心肺停止時に蘇生をしないことを意味しています。
ネギで導尿した1例 最終更新:2025/04/04 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 排尿障害に見舞われ、尿が出ない。焦った患者さん、なんと「自分で導尿しよう」と思い立ち、手元にあった“あれ”を尿道に挿入。“あれ”とは……よりによってネギ!後世に語り継がれるべきカテーテルのエピソードです。
「ボツリヌス症」の語源は?原因となったあの食品! 最終更新:2025/03/28 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 「ボツリヌス症」は英語で“botulism”。この病名の語源はラテン語の“botulus”に由来し、これはなんと「ソーセージ」を意味する言葉です。病名に食品名とは奇妙な印象ですが、その由来とは…。
在宅患者が救急へやってきた、その後はどうする? 最終更新:2025/03/25 救急外来・当直で魅せる問題解決コンピテンシー 在宅医療を利用している患者が救急搬送されて来た場合、その後はどのように対応すべきでしょうか?外来に通院できない事情や、最期まで在宅生活を送れない事情などを考慮して対応を検討する必要があります。
英語で「気管挿管」、医療者or患者向けの2つの表現を解説 最終更新:2025/03/17 患者と医療者で!使い分け★英単語 「増悪」「熱発」…。医療者が日々使う言葉でも患者さんに使うと「?」となること、ありますよね。英語も同じ。「同じ意味の異なる表現」をまとめて覚えられる、“お得な”コラム。
子供の命より信仰が優先?宗教上の理由で輸血拒否 最終更新:2025/02/20 シネマセラピー 宗教上の理由で子供への輸血を親が拒んだら?医療ネグレクトをテーマとしたテレビドラマ「説得」を基に医療倫理、子育て倫理を考えます。輸血拒否に対するガイドラインと厚労省の指針も紹介します。
紀元前4世紀からある“sepsis”、その由来は? 最終更新:2025/02/14 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 「敗血症」は英語で“sepsis”。日本の臨床現場でもよく用いられ、なじみのある人も多いかもしれません。紀元前4世紀にはヒポクラテスによる記録が残るとされ、殊に歴史の深い病名です。
怖い先生にも気持ちよくコンサルトをするには? 最終更新:2025/02/13 救急外来・当直で魅せる問題解決コンピテンシー どんな診療科でも、どれだけ経験年数を積んでも他科や他院へのコンサルトは必要です。専門科の先生へ適切かつ簡潔に、礼節をもってコンサルトをするための方法をお伝えします。
皮膚が「ずるむけた」患者、どう処置する? 最終更新:2025/02/11 救急処置おさらい帳 今回は、皮膚脆弱性がある患者に生じやすい表皮剥離創についてです。高齢者や免疫抑制薬を使用している患者では軽微な外傷でも皮膚だけ「ずるむけた」ような状態になります。症例を提示して処置を紹介します。