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Dr.たけしの本当にスゴい症候診断

ここまでやるか?! エビデンスの緻密な分析が診断の精度に直結 これぞ、Dr.たけし流・新世代「診断学」!

診療科
内科  循環器内科/心臓血管外科  消化器科  呼吸器科 
収録内容
第1回 動悸
第2回 胸痛
第3回 呼吸困難
第4回 失神
第5回 発熱
第6回 体重減少
講師
上田 剛士
収録時間
112分
価格
8,250円(税込)
発行日
2015-07-07
商品コード
CND0220

患者の訴える主な症状に対してどんな鑑別疾患を挙げ、どのように問診し、いかに身体所見・検査値を評価し、疾患を絞り込んでいくか?
医師としてあたりまえの「診断」を、膨大なエビデンスを綿密かつ公正に分析して行うのがDr.たけし流。
その“スゴさ”はご自分の目でお確かめください。
このシリーズでは、6症候:動悸・胸痛・失神・呼吸困難・発熱・体重減少について取り上げます。
研修医はもちろんのこと、診察を行うすべての医師必見の番組です。
問診と身体診察を駆使して、必要な検査を適切に選び、迅速かつ正確に診断できるスキルを身につけましょう。

第1回 動悸


動悸の原因は不整脈、洞性頻脈、精神疾患と3つに大きく分けて考えます。
その上で、病歴聴取や身体診察から原因を探っていきましょう。特に診断に重要なのは、「病歴」です。
病歴から診断や、除外診断できるものを豊富なエビデンスを参照しながら導き出していきましょう。

第2回 胸痛
よくある症状の“胸痛”ですが、原因疾患は多岐にわたり、また、重篤な疾患が隠れていることもあります。胸痛を訴える患者に対して、どんな鑑別疾患を挙げ、どのように疾患を絞り込んでいきますか?
胸痛を来す疾患を挙げ、重症度、遭遇頻度で分類し、致死的3大疾患を中心に解説していきます。
その他に重症度は低いけれど知っているとちょっと役に立つ疾患“Precaudial catch”、“Bornholm disease”“肋軟骨炎”などについても見ていきます。

第3回 呼吸困難
呼吸困難の原因は、心疾患と肺疾患が大きく占めていますが、それ以外でも、貧血、心因性などのさまざまな原因があります。まずはキーワードから原因疾患を探っていきましょう。
そして、原因疾患の中でも重要度の高い、“心不全”と“慢性閉塞性肺疾患(COPD)”について取り上げ、詳しく見ていきます。
これらの診断に必要な身体所見は何か?そしてその所見は検査結果のどこにつなげて考えていけばよいのか。身体診察のスキルアップのためのヒントが満載です。

第4回 失神
失神とは脳血流の低下によって起こる一過性意識消失発作のことで、まずはてんかんなどと区別することから始めましょう。そして予後から考え、脳血管障害、心原性、起立性低血圧、薬剤性、神経介在性の順に鑑別を行なっていきます。失神の原因を導き出すために考慮すべき検査をそれぞれの原因ごとに提示していきます。でも結局は病歴と身体診察に勝る検査はありません。

第5回 発熱
発熱はもっともコモンな症候ですが、原因が多岐にわたり、対応には膨大な知識が必要となります。今回はその中から、とくに“すぐに対応しなければならない発熱”、“不明熱”をピックアップして解説します。
原因を絞り込むためには、どんな材料が必要なのか。症状、検査、病歴など、さまざまな切り口から整理していきましょう。

第6回 体重減少
臨床の場でよくみられる体重減少。12ヵ月に5%以上の体重減少があった場合は、原因を精査することが必要となります。鑑別には、まず、「食」と「薬」を除外してから疾患を絞り込んでいきます。
さまざまな疾患が体重減少の原因となりますが、その中でも、重要度の高い5大疾患群を詳しく解説していきます。

上田 剛士 ( うえだ たけし )氏 洛和会丸太町病院 救急総合診療科 部長

2002年名古屋大学医学部卒業。名古屋掖済会病院、京都医療センター、洛和会音羽病院を経て現病院へ勤務。2018年4月より現職。 病歴・身体診察を大切にしながらも、「広く」「深く」「心地よく」をモットーに、京都市内の小さな病院で救急・総合診療の限界に挑戦中。 著書:『ジェネラリストのための内科診断リファレンス』(医学書院)、『高齢者診療で身体診察を強力な武器にするためのエビデンス 』 (シーニュ)ほか