あの医療者必携のベストセラー書籍「感染症プラチナマニュアル」がレクチャーになりました!
“プラマニュ”の第3章、病態・臓器別アプローチから市中感染症をピックアップ。
著者である岡秀昭氏が、臨床の現場で必要なポイントだけに絞った、シンプルかつ明快なレクチャーをお届けします。ここで得た知識、考え方は、明日からの感染症診療にそのまま生かすことができます。
下巻は腸炎、肝胆道系、髄膜炎、心内膜炎、皮膚・骨軟部組織の感染症について。さあ、ぜひプラマニュを片手に本DVDをご覧ください。
※書籍「感染症プラチナマニュアル」はメディカル・サイエンス・インターナショナルより刊行されています。
第6回 感染性腸炎
今回は感染性腸炎を取り上げます。
感染性腸炎には抗菌薬は不要?!
感染性腸炎が疑われた患者に最初にやることは「本当に感染性腸炎か」を疑うこと!
便培養は本当に意味あるのか?!ピットフォール満載の感染性腸炎の診断と治療。
「胃腸炎」というゴミ箱診断をしないために、腸炎が疑われる患者に対して何をすべきかを明快にレクチャーします。
第7回 肝胆道系感染症
胆道系の感染症は「胆道系感染症」として、ひとくくりに考えないことが重要です。
なぜならば、胆嚢炎であるのか、胆管炎であるのかによって治療戦略は大きく異なるからです。
それらをどのように鑑別するのか、それぞれの診断基準を基に、ピットフォールやポイントを解説します。
第8回 細菌性髄膜炎
細菌性髄膜炎は経験することの少ない感染症ではありますが、疑ったときには内科エマージェンシー!時間勝負の感染症です。
まず、何をやるべきか?そしてその次は?その順番を間違うと、命取りになることも!!
また、治療についても、どこまで何を投与すべきか?迷ったときは過剰治療も許されます!
細菌性髄膜炎疑いの患者が来たときに、何をどうすべきか、Dr.岡が明確にお教えします。
シミュレーションをしっかりとして、患者が来たときにはギアをあげて対応できるようにしておきましょう。
第9回 感染性心内膜炎
感染性心内膜炎(IE)は最も見逃されやすい感染症の中の1つです。
なぜ見逃してしまうのか、見逃さないためのポイントは?
そして、IEと診断したときにやるべきこととは?
実臨床に即した内容をシンプルに、かつわかりやすく解説します。
第10回 皮膚軟部組織感染症
皮膚軟部組織感染症診療の一番のポイントは、予後良好な丹毒や蜂窩織炎か、壊死性筋膜炎やガス壊疽のような重症外科感染症かの鑑別。
壊死性筋膜炎に対して、アトラスなどで見るかなり酷い状態の皮膚所見のイメージを持っていませんか?
実はそれが診断を誤らせる1つの原因なのです。
このような状態になる前に診断をつけること。
その鑑別のポイントと治療法について、しっかりとお教えします。
第11回 骨・関節の感染症
骨髄炎は、比較的‘ゆっくり’な感染症。原因微生物が判明してから標的治療を行うべきである。そう、経験的治療はできるだけ避けるのが原則。
しかしながら、早く治療しろとせかされるなどのやむを得ない場合はどのように治療をすすめていけばいいのか?
理論だけでなく、実臨床でのやり方をお教えします!