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Dr.林の笑劇的救急問答14<下巻>

頭痛の鑑別、覚えていこうよ、ちょっとずつぅ

診療科
救急科  内科  循環器内科/心臓血管外科  消化器科  呼吸器科 
収録内容
第5回 頭痛1 Red Flagを見逃すな
第6回 頭痛2 疑わなければ始まらない!
第7回 頭痛3 ブンブン振ってもわからない
第8回 頭痛4 おとなしいのか騒がしいのかそれが問題だ
講師
林 寛之
収録時間
122分
価格
5,500円(税込)
発行日
2019-08-07
商品コード
CND0291

大人気!Dr.林の笑劇的救急問答シリーズも14年目!
今シーズンは「意識障害」と「頭痛」がテーマ。下巻では「頭痛」を取り上げます。
頭痛はレベルや痛みの違い、症状の出方などさまざまな状態で来院・搬送されてきます。そのうえ、その原因となる疾患も多岐にわたります。
まずは患者さんの状態と緊急性を見極めること。それから原因を突き止めるためにやるべきこと、診るべきことは何か。そして、その治療は?Dr.林がしっかりとお教えします。

第5回 頭痛1 Red Flagを見逃すな


今回より頭痛編がスタート!
頭痛の原因はさまざま。痛みの強さ、部位、持続時間など、症状の出方も人によって異なります。
その中でも緊急性の高い頭痛を見落とさないために、しっかりと病歴を聴取し、Red Flagに気づけるようになりましょう!
チェックすべき項目は多岐にわたり、覚えるのが大変!
いえいえ、「Dr.林の4S Headache」や「病歴聴取のSNOOPY」など、Dr.林ならではのわかりやすい講義で、聞いたらすぐに覚えられること間違いなし。
ちょっとずつぅでも覚えていきましょう。

第6回 頭痛2 疑わなければ始まらない!
頭痛はよくある症候ですが、その原因の1~5%は非常に怖い疾患。
今回は、その中の椎骨動脈解離を中心に解離や血栓症からの頭痛を取り上げ、解説します。
椎骨動脈解離は比較的若年で雷鳴頭痛があるのはたった20%しかありません。この疾患を見つけるコツは「疑うこと」。
それでは疑うポイントはどこなのか?
見逃さないためのコツをしっかりとお教えします。

第7回 頭痛3 ブンブン振ってもわからない
雷鳴頭痛と言えば、くも膜下出血の専売特許のように思われがちですが、実はほかにも鑑別がいろいろとあります。
今回はその中からPRES、PCVSについて詳しく解説します。どこで鑑別を行うのか、そのポイントをしっかりと覚えておきましょう。

そして、激しい頭痛+発熱で疑うべきは髄膜炎。Jolt accentuation testで髄膜炎を除外に使っていませんか?その方法は本当に大丈夫なのか?最近のスタディでの評価を基に、Dr.林が見逃さないための方法をしっかりとお教えします。

第8回 頭痛4 おとなしいのか騒がしいのかそれが問題だ
今回は一次性頭痛で最も多い片頭痛とまれではあるけれど知っておくべき群発性頭痛を中心に解説します。
頭痛の診断はもちろん、目の前で頭痛に苦しむ患者を救う戦い方を裏技も交えてお教えします。

林 寛之 ( はやし ひろゆき )氏 福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授

1986年自治医科大学卒業。1991年カナダトロント総合病院救急部臨床研修、1993年から僻地医療を経て1997年福井県立病院救命救急センター、2011年より現職。愛と希望と笑いに満ちた、臨床力が高く心優しい医師を育成するために日々奔走中!趣味は子育て(育児休暇3ヵ月取得)。「家庭を大事にできないと、患者さんを大事にできない」がモットー。著書に『あなたも名医!もう困らない救急・当直 ver.3』 (日本医事新報社)『Step Beyond Resident』シリーズ(羊土社)、『研修医当直御法度』(三輪書店)、『ERの裏技 極上救急のレシピ集』(CBR)『いきなり名医!もう困らない救急・当直』(日本医事新報社)など多数。テレビ出演は『プロフェッショナル 仕事の流儀』、『総合診療医ドクターG』(NHK)