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Dr.林の笑劇的救急問答13<上巻>

高齢者の救急診療のノウハウを学ぼう!

診療科
救急科  内科  循環器内科/心臓血管外科  消化器科  呼吸器科 
収録内容
第1回 腫瘍救急1 FNってなんだ?
第2回 腫瘍救急2 TLSってなんだ?
第3回 ポリファーマシー1 原因薬剤を突き止めろ!
第4回 ポリファーマシー2 減らせばいいってものじゃない!
講師
林 寛之
収録時間
92分
価格
5,500円(税込)
発行日
2017-10-07
商品コード
CND0265

Dr.林の笑劇的救急問答シリーズは13年目!今シリーズは「高齢者救急」がテーマ。
今や、救急医療といえば、老年医療といっても過言ではないほど、高齢者の診療が多くなっています。
教科書にはなかなか載っていない高齢者救急のノウハウを厳選してお届けします。
救命だけが救急医療ではない。そんなことを考えさせられるシリーズに仕上がりました。
Dr.林の愛あふれるコメントは必見です。

上巻では、腫瘍救急とポリファーマシー、下巻では、高齢者骨折と緩和救急を取り上げます。

第1回 腫瘍救急1 FNってなんだ?


「がん化学療法中に全身倦怠感を訴える2人の患者」
Dr.林の笑劇的救急問答13の第1回は腫瘍救急。
がん化学療法中の患者の不調の訴えは、経過も長く、すぐに主治医を呼びたくなってしまいます。
しかし、まずは、その状態が緊急性の高いのか、そうでないのかをきちんと見分けられるようになりましょう。

第2回 腫瘍救急2 TLSってなんだ?
「足に力が入らない酩酊状態の67歳男性」
前回に続いて腫瘍救急。その中でも今回は緊急性が高い疾患について解説します。
TLSやとトルソー症候群、い脊髄圧迫症候群、上大静脈圧迫症候群・・・・・など、担がん患者には、特有な緊急疾患がいくつかあります。
それらをきちんと知っておくことで、迅速に対処できるようになりましょう!

第3回 ポリファーマシー1 原因薬剤を突き止めろ!
「腰が立たない頻呼吸の82歳男性」
今回のテーマはポリファーマシー。65歳以上の高齢者の70%が6剤以上の薬を服用している現在、薬剤の有害事象でERを受診する高齢者の数も増えています。
5種類の薬剤を服用すると、50%の患者さんに副作用が現れ、10種類となるとなんと100%に!
高齢者の“不適切な処方”について、一度考えてみましょう
ポリファーマシー 10剤も飲んだら 重罪だ?!

第4回 ポリファーマシー2 減らせばいいってものじゃない!
「食後に心窩部痛を発症した69歳女性」
前回に引き続き、ポリファーマシーがテーマ。
ポリファーマシーだからと言って、すべてが「悪」というわけではありません。
患者さんにとって本当に必要な薬剤を見極めてから減薬すること。減薬をしたら、きちんとフォローアップを行うことが大切です。
そのための基準でもあるBEER's Critera やSTOPP/START などについても詳しく解説します。

林 寛之 ( はやし ひろゆき )氏 福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授

1986年自治医科大学卒業。1991年カナダトロント総合病院救急部臨床研修、1993年から僻地医療を経て1997年福井県立病院救命救急センター、2011年より現職。愛と希望と笑いに満ちた、臨床力が高く心優しい医師を育成するために日々奔走中!趣味は子育て(育児休暇3ヵ月取得)。「家庭を大事にできないと、患者さんを大事にできない」がモットー。著書に『あなたも名医!もう困らない救急・当直 ver.3』 (日本医事新報社)『Step Beyond Resident』シリーズ(羊土社)、『研修医当直御法度』(三輪書店)、『ERの裏技 極上救急のレシピ集』(CBR)『いきなり名医!もう困らない救急・当直』(日本医事新報社)など多数。テレビ出演は『プロフェッショナル 仕事の流儀』、『総合診療医ドクターG』(NHK)