第138回 ご存じですか?ジェネリック供給不足の逼迫度 最終更新:2022/12/09 ジェネリックの出荷停止や限定出荷に歯止めがかかりません。元を辿れば、2020年12月に小林化工が抗真菌薬に睡眠導入剤を混入させたことが発端です。ですが、行政ももうちょっと融通を利かせてもよいような…。
第137回 新型コロナ「5類」引き下げ、今やる3つのデメリット 最終更新:2022/12/02 内閣支持率が低迷する岸田政権。世論に寄り添うかの如く新型コロナの感染症法の5類引き下げ検討を始めました。ですが、これを現時点で実行するには時期尚早と考える村上氏は3つのデメリットを挙げています。
第136回 ゾコーバがついに緊急承認、本承認までに残された命題とは 最終更新:2022/11/25 国内初の新型コロナ治療薬、ゾコーバが緊急承認されました。最終的には主要評価項目を新型コロナ関連12症状の改善からオミクロン株に特徴的な5症状に変更しての承認でしたが、まだモヤっとする点が残ります。
第135回 もはや “ワクチンガチャ”、追加接種はBA.1かBA.4/BA.5の明示必要なし 最終更新:2022/11/18 現在、コロナワクチン追加接種にはBA.1対応とBA4./BA.5対応のものが使用できますが、流行中のオミクロン株に効果があるのは後者のものです。しかし、打ちたいワクチンを自分で選べるわけではなく…。
第134回 介護人材不足のツケは医療者に!?知っておきたい業界のリアル 最終更新:2022/11/11 少子高齢化社会が問題になるなかで、高齢者を介護する人材の不足も国の大きな課題です。今回、介護業界で働く友人の話を聞いた村上氏は、さらに暗澹たる思いを抱きます。その内容とは…。
第133回 『かかりつけ医』制度化は骨太ならぬ“骨抜き”方針か!? 最終更新:2022/11/04 皆さんは『かかりつけ医』の定義を答えられますか?この制度は都合良く解釈されがちで、コロナ禍で患者と医療機関との認識の違いが露わに。さらに国の骨太方針2022にも掲げられ、一体どうなるのでしょう…。
第132回 学術集会のハイブリッド開催、密を避けられないのは学会と製薬企業? 最終更新:2022/10/28 コロナ禍になって学術集会や講演会はすっかりオンライン開催が主流になりました。今後は現地開催とのハイブリッド開催が望まれますが、それにはやっぱりアレが必要です。医学界ではそういう時の頼みの綱は…。
第131回 姑息な手より急がば回れ、塩野義コロナ薬が第II/III相で良好な成績 最終更新:2022/10/21 塩野義製薬が開発する新型コロナ薬に対し村上氏の辛口コメントが続いていますが、先日、第II/III相試験で良好な結果が得られたそう。でも、なんで記者会見しなかったのでしょう…。その具体的な結果とは。
第130回 手放しに喜べない?新たな認知症治療薬の良好な臨床成績 最終更新:2022/10/14 エーザイ・バイオジェン共同開発のアルツハイマー病治療薬候補レカネマブが第III相で主要評価項目を達成し、承認に一歩前進しました。これに期待を寄せる一方でもどかしさを感じる村上氏。それは…。
第129回 国のコロナ治療薬支援は適正価格?現況を列挙してみると… 最終更新:2022/10/07 政府は新型コロナ治療薬の早期供給を促すために、製薬企業や大学・その他研究機関に対し支援事業を行っています。現時点で支出総額の5%程しか臨床に役立っていませんが、諸外国と比べ支援額は適正なのでしょうか?