リアルなセリフに感心、医療漫画『王の病室』 最終更新:2023/09/21 Dr.中島の新・徒然草 中島氏が皆さんにぜひ読んでほしいという医療漫画『王の病室』。駆け出しの研修医が、時に理不尽な医療の現実を突き付けられ、悩みながら奮闘する物語です。リアルで示唆に富む先輩医師のセリフに唸ります。
交通事故の診断書への記載NG事項/詐病を疑う場合の対応は? 最終更新:2023/09/21 「交通事故診療で困ることとその対応」第2回。今回は「後遺障害の認定基準」「頸椎捻挫でのめまい、耳鳴といった詐病を疑う症例」「診断書への記載NGの事項」「他覚所見に乏しい症例」などの疑問に答えます。
脳トレゲームで認知症を防げるか? 最終更新:2023/09/19 外来で役立つ!認知症Topics クロスワード、数独、間違い探しなど、頭の体操として高齢者にも人気の「脳トレ」。2000年以降はデジタル化が後押しし、今や巨大産業に急成長。認知症予防に効果があるのか、専門的な検証も盛んに行われています。
最近多い若者の不定愁訴、やはりコロナ後遺症? 最終更新:2023/09/14 Dr.中島の新・徒然草 医師会で内科医の同級生に、総診での鑑別診断が大変だと話していた中島氏。診断が付かない症例には苦労します。とくに最近気になっているのは、若い人の不定愁訴が多いこと。やはり疑わしいのはコロナ後遺症です。
漫画『響~小説家になる方法~』が面白い! 最終更新:2023/09/07 Dr.中島の新・徒然草 今回は、中島氏がハマった漫画『響~小説家になる方法~』を紹介。大の読書好きの女子高生が、自らも小説を書き、若くして文壇の世界に飛び込みます。破天荒で率直な彼女は、先輩作家にも忌憚なき意見をぶつけます。
交通事故診療、よくある困りごと4選 最終更新:2023/09/04 後遺障害診断書の作成や保険会社の対応など、困りごとの多い交通事故診療。年間約1,000例の交通事故患者さんに関わる整形外科医の濱口裕之氏が、交通事故診療でよくある困りごとについて解説します。
看護スタッフとの情報共有、小さな工夫で大成功! 最終更新:2023/08/31 Dr.中島の新・徒然草 大勢の患者さんと看護スタッフが日々入れ替わるなか、全スタッフがすべての患者さんの状態や指示を把握するのは難しいものです。今回は、中島氏と病棟ナースが考えついたひと工夫で、情報共有がうまくいった例を紹介します。
老化に伴う難聴をコレステロール補強で予防 最終更新:2023/08/29 バイオの火曜日 難聴は聞こえないという不便さ以外にも、認知機能低下などの問題と関連しています。今回、老化と関連する難聴が、脳のコレステロール補強によって防ぐことができる可能性が報告されました。意外に手軽な方法とは?
レカネマブ承認へ、医療者を待ち受ける5つの関門 最終更新:2023/08/25 バズった金曜日 アルツハイマー病に対する抗アミロイドβ抗体薬レカネマブが日本でも承認されることが決まりました。高額薬価の問題はもちろんですが、医療者の負担になるであろう別の問題もはらんでいます。それは…。
若年性認知症と紛らわしい、初老期のADHD 最終更新:2023/08/25 外来で役立つ!認知症Topics 40~65歳と比較的若い年齢で認知症外来を受診する人がいます。しかし、認知機能スコアや脳画像にも問題がなく、若年性認知症でもなさそう。このような場合、大人になって表面化したADHDかもしれません。
関わったらあかん!近所の変なオッサン 最終更新:2023/08/24 Dr.中島の新・徒然草 頭部外傷で高次脳機能障害のある男性患者さん。普段からイライラしがちですが、ついに爆発してしまう出来事が。5歳の子を連れて歩いていたところ、自転車で通りかかったおじさんに、突然子供を蹴られたそうです。
台風7号、お盆の近畿を直撃! 最終更新:2023/08/17 Dr.中島の新・徒然草 お盆の真っただ中の8月15日、台風7号が近畿地方を直撃しました。中島氏は朝から外来担当、念のために前夜から病院に泊まることに。暴風雨の中、公共交通機関が止まっていても、外来にやって来る人は来ます。
渾身の力作、見事に落選…! 最終更新:2023/08/10 Dr.中島の新・徒然草 本格的に小説執筆に取り組んでいる中島氏。このたび12万字以上の長編小説を新人賞に応募しました。結果は、残念ながら1次選考に及ばず。新人賞では書き方にも原理原則があるようです。対策を立てて再チャレンジです!
神戸徳洲会病院カテーテル事故と「脳外科医 竹田くん」 最終更新:2023/08/09 ざわつく水曜日 カテーテル治療の後、複数の患者が死亡したなどとする告発によって、複数回の立ち入り検査を受けた神戸徳洲会病院。同地域のもう一つの出来事とつなげると、日本の地域医療が抱える問題点が浮かび上がってきます。
ドライアイス中毒にご注意を! 最終更新:2023/08/04 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 モクモクとした白い煙が舞台演出でもおなじみのドライアイス。しかし、熱湯などをかけると大量の二酸化炭素が発生し、致命的な二酸化炭素中毒に至ることが知られています。ドライアイス中毒の症例報告を2件紹介します。
考えがまとまらない…もしかしてコロナ後遺症? 最終更新:2023/08/03 Dr.中島の新・徒然草 先日来院した30代の男性。頭痛、動悸、息切れ、微熱が続いて、しばらく仕事を休んでいるそうです。復帰したくても、なぜか物を考えることができず何もできないという状態に。この症状から中島氏が思い当たったのは…
研修医、学んだことは少なくて 最終更新:2023/07/27 Dr.中島の新・徒然草 昭和の研修医時代を思い返すと、3食とも病院で食べるほど、昼夜問わず働いていたという中島氏。記憶に刻み込まれているのが、男子トイレの個室に落書きされていた一首の短歌です。研修医の生態を如実に表しています。
クレバスに落ちたらどのくらい死亡するのか? 最終更新:2023/07/21 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 夏山登山シーズン真っ盛りですが、山岳事故にはくれぐれも気を付けたいところ。映画や漫画などで山の恐ろしさを表すものとして描写される「クレバス」。スイス・アルプスで、転落した場合の死亡率を検証した論文です。
留置場で喧嘩!ERに運ばれてきた青年 最終更新:2023/07/20 Dr.中島の新・徒然草 大阪医療センターは大阪府警に近いせいか、留置場に拘留されている人の診療を頼まれることがよくあるそう。今回は収容者同士の殴り合いの喧嘩で、青年が2人の警察官に付き添われてERにやって来ました。
認知症予測、高まる「脳ドック」ニーズ 最終更新:2023/07/19 外来で役立つ!認知症Topics 朝田氏の周りでも、30~50代と比較的若い世代で脳ドックを受けたい人は多いそう。脳の萎縮は30代から始まるという報告もあります。認知症基本法が成立し、今後さらに認知症予測にMRIの活用が期待されます。