STEMIの“非”責任病変の治療はいつやる? 今でなくても? そもそもやるべき?(解説:山地 杏平 氏)-1853

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2024/08/23

本記事のコメンテーター

山地 杏平( やまぢ きょうへい ) 氏

京都大学循環器内科

ST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)または高リスク非ST上昇型急性心筋梗塞(NSTEMI)症例において、非責任病変の治療を検討したFULL REVASC試験が発表されました。この試験では、責任病変に対するPCI施行後、入院中にFFRガイド下で非責任病変へのPCIを行う群と、入院期間中は追加のPCIを行わない群に無作為に割り付けられました。その結果、ハザード比は0.93(95%信頼区間:0.74~1.17)で、p=0.53と有意差は認められませんでした。…

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