表在性子宮内膜症でも卵巣がんリスクは増加、子宮内膜症サブタイプと卵巣がんリスクの研究(解説:前田 裕斗 氏)-1859

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2024/09/16

本記事のコメンテーター

前田 裕斗( まえだ ゆうと ) 氏

東京科学大学 医歯学総合研究科 公衆衛生学分野

子宮内膜症、とくに卵巣チョコレートのう腫が卵巣がんの強いリスク因子であることは広く知られている。この研究ではこの事実を深掘りし、子宮内膜症のサブタイプ(表在性子宮内膜症[腹膜、子宮・卵管表面]、卵巣子宮内膜症[チョコレートのう腫]、深部浸潤性子宮内膜症[ダグラス窩、小腸、膀胱、仙骨子宮靭帯]、その他)など、および卵巣がんの組織型(I型[低異型度漿液性がん、類内膜腺がん、明細胞腺がん、粘液性がん]、…

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