低リスク子宮頸がん、単純子宮全摘は広汎子宮全摘と比較し3年以内の骨盤再発率について非劣性(解説:前田 裕斗 氏)-1808 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2024/04/18 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 前田 裕斗( まえだ ゆうと ) 氏 東京科学大学 医歯学総合研究科 公衆衛生学分野 オリジナルのニュース 低リスク子宮頸がん、単純子宮全摘が標準治療に非劣性/NEJM(2024/03/11掲載) 広汎子宮全摘術は子宮(+卵管・卵巣)に加えてその周辺組織を切除する手術で、子宮頸がんI期・II期で行われることがある。早期の低リスク子宮頸がんでは、子宮傍組織浸潤は1%未満でしか認められないと複数の後ろ向き研究が報告しており、広汎子宮全摘術の必要性が議論されている。今回のSHAPE試験では、早期の低リスク子宮頸がんについて単純子宮全摘術+骨盤内リンパ節郭清の広汎子宮全摘術に対する3年以内の再発に関する非劣… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 前田 裕斗先生の他のコメント 表在性子宮内膜症でも卵巣がんリスクは増加、子宮内膜症サブタイプと卵巣がんリスクの研究(解説:前田裕斗氏) (2024/09/16掲載) 大規模ケースシリーズから見る、子宮移植の成功率と安全性(解説:前田裕斗氏) (2024/09/12掲載) sFlt-1/PlGFの繰り返し検査は妊娠高血圧腎症に伴う新生児合併症率を低下させず(解説:前田裕斗氏) (2024/04/17掲載) 産後7日以内のオピオイド処方は乳児の短期予後に悪影響なし(解説:前田裕斗氏) (2023/06/20掲載) 妊娠高血圧腎症予防のための低用量アスピリン投与は今後妊娠28週までの投与が基本となるか(解説:前田裕斗氏) (2023/03/31掲載) 妊婦の感染、オミクロン株でも重篤化や妊娠合併症増加と関連(解説:前田裕斗氏) (2023/03/01掲載) 新型コロナウイルス感染症は妊婦で重症化しやすく、早産と帝王切開のリスクを上げる(解説:前田裕斗氏) (2022/07/08掲載) 妊娠中の新型コロナウイルス感染症へのワクチン接種は出産時合併症リスクに影響せず(解説:前田裕斗氏) (2022/05/16掲載) 妊娠中の新型コロナウイルス感染症へのワクチン接種は妊娠中合併症リスクに影響せず(解説:前田裕斗氏) (2022/05/13掲載) 低リスク集団における卵巣がん検診は死亡率を低下させるか〜無作為割り付け後20年目の報告〜(解説:前田裕斗氏) (2021/07/01掲載) 出生前母体ステロイド治療はルーチンで行うのではなく、症例ごとに合わせた早産リスクの判断を(解説:前田裕斗氏)-1268 (2020/08/07掲載) HPVワクチン+検診で子宮頸がん撲滅可能−日本はまず積極的勧奨中止以前の接種率回復を(解説:前田裕斗氏)-1222 (2020/04/29掲載) 低用量アスピリンの投与で低・中所得国における早産率が有意に低下―日本でも大規模周産期センターでは一考の価値あり(解説:前田裕斗氏)-1198 (2020/03/11掲載) GnRHアンタゴニストはadd-back療法併用でも子宮筋腫による過多月経改善に効果あり、使用時に合併する更年期様症状改善の可能性も(解説:前田裕斗氏)-1197 (2020/03/10掲載) 卵巣がん初回治療後の維持療法でオラパリブ+ベバシズマブはPFSを延長も、日本の臨床現場への適応は一部施設に限るか(解説:前田裕斗氏)-1173 (2020/01/30掲載) 後期早産・妊娠高血圧腎症妊婦は即時分娩・待機ともに一長一短、新生児の長期予後には注意が必要(解説:前田裕斗氏)-1151 (2019/12/10掲載) 低リスク妊娠、第3期のルーチン超音波は周産期予後を改善せず(解説:前田裕斗氏)-1152 (2019/12/09掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 経口SERDのimlunestrant、ER+/HER2-進行乳がんのPFSを改善(EMBER-3)/NEJM(2024/12/19) 慢性B型肝炎への低分子干渉RNA薬xalnesiran、抗原消失率は?/NEJM(2024/12/19) 対象患者選択の重要性を再認識させられた研究(解説:野間重孝氏)(2024/12/19) SGLT2阻害薬やMR拮抗薬などで添文改訂指示/厚労省(2024/12/19) エンシトレルビルとモルヌピラビル、妊婦禁忌の注意を強化/PMDA(2024/12/19) レムデシビルの添付文書改訂、「重度の腎障害患者への投与は推奨しない」を削除(2024/12/19) アルツハイマー病最新治療薬の認知機能改善に対する有効性比較(2024/12/19) BCMA標的CAR-TのICAHTに対する幹細胞ブースト療法の有用性/ASH2024(2024/12/19) [ あわせて読みたい ] Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) 災害対策まとめページ(2024/02/05) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29) エキスパートが教える痛み診療のコツ(2018/10/11) 医療者向け『学校がん教育.com』(2022/12/01) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) 診療所売買に関心がある方に!マンガ連載をまとめた冊子プレゼント【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第43回(2022/10/17) 今考える肺がん治療(2022/08/24)