NovartisのPI3K阻害剤、PIK3CA変異乳がんの主要評価項目を達成(SOLAR-1) 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2018/08/29 Novartis社は、2018年8月23日、閉経後女性および男性のPIK3CA変異のあるHR陽性HER2陰性(HR+/HER2-)の進行乳がんにおいて、α特異的PI3K阻害剤BYL719(alpelisib)を評価する第III相SOLAR-1試験で、無増悪生存期間(PFS)を改善し、主要評価項目を達成したと発表。 BYL719は経口のPI3K阻害剤。PIK3CA変異を有する乳がん細胞株において、PI3K経路を阻害し、抗増殖効果を有することが示されている。 SOLAR-1は、アロマターゼ阻害剤±CDK4/6阻害剤で進行した、閉経後女性および男性のPIK3CA変異のあるHR陽性HER2陰性(HR+/HER2-)進行乳がんにおいて、フルベストラントとBYL719の併用とフルベストラント単独とを比較した国際第III相無作為化二重盲検プラセボ対照試験。572例の患者が1:1の割合で、BYL719+フルベストラントまたはプラセボ+フルベストラントに無作為化された。 ■参考 Novertis社ニュースリリース (ケアネット 細田 雅之) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 HR+/HER2-進行乳がんへのPI3K阻害薬alpelisib、日本人解析結果(SOLAR-1)/日本臨床腫瘍学会 医療一般(2019/07/24) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 重症βサラセミアへのbeti-cel、89%が輸血非依存性を達成/Lancet(2024/11/25) 手術目的の入院患者の有害事象、多くは予防可能/BMJ(2024/11/25) 高リスクIgA腎症へのエンドセリンA受容体拮抗薬の重度蛋白尿改善効果は確定(解説:浦信行氏)(2024/11/25) 境界性パーソナリティ障害に非定型抗精神病薬は有効なのか〜メタ解析(2024/11/25) 非肥満2型糖尿病患者の心血管障害へのSGLT2阻害薬の効果は/京大(2024/11/25) EGFR陽性NSCLC、CRT後のオシメルチニブは日本人でも良好(LAURA)/日本肺癌学会(2024/11/25) 1日わずか5分の身体活動の追加が血圧低下に効果的(2024/11/25) 便秘は心臓病のリスクを高める?(2024/11/25) [ あわせて読みたい ] 消化器がん特集(2018/06/21) 肺がん治療、患者と医療者の“スキマ”とは? 第15回【肺がんインタビュー】(2018/05/09) 肺がん特集まとめインデックス(2017/06/20) 肺がん特集(2017/06/20) 突然やってくる!? 外国人患者さん対応エピソード集(2017/02/15) 化療スタンダードレジメン(2014/01/07) スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草(2016/01/14) 侍オンコロジスト奮闘記~Dr.白井 in USA~ Part1(2015/06/04) Dr.小川のアグレッシブ腹部エコー 肝臓編(2015/05/08) サン・アントニオ乳癌シンポジウム2014〔会員聴講レポート〕 (2014/12/25)