FGFR阻害薬ペミガチニブが胆道がん治療薬として発売/インサイト

提供元:ケアネット

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公開日:2021/06/04

 

 インサイト・バイオサイエンシズ・ジャパンは、2021年6月1日、選択的FGFR阻害薬ペミガチニブ(製品名:ペマジール)の販売を開始したと発表した。

ペミガチニブは経口のFGFR阻害薬

 ペミガチニブは経口のFGFRのチロシンキナーゼ阻害薬であり、がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がんの治療薬として、2021年3月23日に国内製造販売承認を取得している。

製品概要
・販売名: ペマジール錠4.5mg
・一般名: ペミガチニブ
・効能・効果: がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌
・用法・用量: 通常、成人には、ペミガチニブとして1日1回13.5mgを14日間経口投与した後、 7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態によ り適宜減量する。
・製造販売元: インサイト・バイオサイエンシズ・ジャパン合同会社

(ケアネット 細田 雅之)