高リスク尿路上皮がんのニボルマブ術後補助療法をFDAが承認/BMS

提供元:ケアネット

印刷ボタン

公開日:2021/08/26

 

 ブリストル マイヤーズ スクイブは、2021年8月20日、米国食品医薬品局(FDA)が、術前補助化学療法やリンパ節転移の有無、PD-L1の発現レベルにかかわらず、根治切除後の再発リスクが高い尿路上皮がん(UC)患者の術後補助療法として、ニボルマブを承認したと発表。

 この承認は、ニボルマブとプラセボを比較した第III相CheckMate-274試験に基づいている。

 同試験において、ニボルマブ群は、プラセボ群と比較して、無病生存期間(DFS)中央値を延長した(ニボルマブ群20.8ヵ月 vs.プラセボ群10.8ヵ月、ハザード比:0.70、95% CI:0.57~0.86、p=0.0008)。

(ケアネット 細田 雅之)