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Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 医療関連感染症編

書籍との連動で圧倒的な支持を集めた プラマニュ白熱レクチャー第2弾!

診療科
感染症内科  呼吸器科  アレルギー科  外科/乳腺外科  腫瘍科 
収録内容
第1回 医療関連感染症診療の原則と基本
第2回 カテーテル関連血流感染症
第3回 カテーテル関連尿路感染症
第4回 院内肺炎
第5回 手術部位感染
第6回 クロストリジウム・ディフィシル感染症
第7回 免疫不全と感染症
第8回 発熱性好中球減少症
第9回 細胞性免疫不全と呼吸器感染
講師
岡 秀昭
収録時間
196分
価格
15,400円(税込)
発行日
2020-02-10
商品コード
CND0296

あの医療者必携のベストセラー書籍「感染症プラチナマニュアル」のレクチャー版!
岡秀昭氏による大人気番組「感染症プラチナレクチャー」の第2弾は医療関連感染症編です。
医療関連感染症は、どの施設でも避けることのできない感染症であり、その対策にはすべての医療者が取り組まなくてはなりません。この番組では、医療関連感染症診療の原則と、その診断・治療・予防について臨床の現場で必要なポイントに絞って岡秀昭氏が解説していきます。
2019年4月の診療報酬改定で、抗菌薬適正使用を推進するため、入院患者を対象とした「抗菌薬適正使用支援加算」が新設されています。その中心を担うAST(抗菌薬適正使用推進チーム)やICTはもちろん、その他の医療者の教育ツールとしてもご活用ください。
さあ、ぜひ「感染症プラチナマニュアル2019」を片手に本番組をご覧ください。
※書籍「感染症プラチナマニュアル」はメディカル・サイエンス・インターナショナルより刊行されています。
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【感染症プラチナマニュアル2019】

第1回 医療関連感染症診療の原則と基本


初回は、医療関連感染症診療の原則と基本について解説します。基本的に原則は市中感染症編と“いっしょ”です。この番組を見る前にDr.岡の感染症プラチナレクチャー市中感染症編 第1回「感染症診療の8大原則」をご覧いただくとより理解が深まります。ぜひご覧ください。
入院患者の感染症は鑑別診断が限られるため、一つひとつ確認しながら進めていけば、診断は比較的容易です。まずは、その鑑別診断について、考えていきましょう。

第2回 カテーテル関連血流感染症
今回のテーマはカテーテル関連血流感染症(CRBSI:catheter related blood stream infection)です。
重要なことは、医療関連感染のCRBSIは「カテーテル感染」ではなく、「血流感染」であるということです。そのことをしっかりと頭に入れておきましょう。
番組では、CRBSIの定義、診断、治療そして予防について詳しく解説します。

第3回 カテーテル関連尿路感染症
今回のテーマはカテーテル関連尿路感染症(CAUTI:Catheter-associated Urinary Tract Infection)です。
院内感染が疑われた患者さんに膿尿・細菌尿がみられたら尿路感染症と診断していませんか?
とくに医療関連感染で起こる尿路感染症は、特異的な症状を呈さないことも多く、Dr.岡でさえ、悩みながら、自問しながら、診断する大変難しい感染症です。その感染症にどう立ち向かうか!明快なレクチャーでしっかりと確認してください。

第4回 院内肺炎
今回のテーマは院内肺炎(HAP:hospital-acquired pneumonia)です。
医療関連感染である院内肺炎は診断が非常に難しく、また、死亡率が高く、予後の悪い疾患です。その中で、どのように診断をつけ、治療を行っていくのか、診断の指針と治療戦略を明快かつ、詳細に解説します。
また、医療ケア関連肺炎(HCAP:Healthcare-associated pneumonia)に関するDr.岡の考えについてもご説明します。

第5回 手術部位感染
今回のテーマは手術部位感染(SSI:Surgical Site Infection)です。
手術部位感染の診断は簡単でしょうか?確かに、手術創の感染であれば、見た目ですぐに感染を判断することができますが、実は「深い」感染はかなり診断が難しく、手術部位や手術の種類によって対応も異なります。もちろん、手術を行った科の医師が対応すべきことですが、基本的なことについて理解しておきましょう。

第6回 クロストリジウム・ディフィシル感染症
今回はクロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI:Clostridium Difficile Infection)です。
院内発症の感染性腸炎はほとんどがCDIであり、それ以外だと非感染性(薬剤、経管栄養など)になります。
CDIの診断と抗菌薬治療、そして感染予防について、明快にレクチャーします。とくに抗菌薬選択に関しては、アメリカのガイドラインだけに頼らない、岡秀昭先生の経験を基にした臨床での対応方法をお教えします。

第7回 免疫不全と感染症
免疫不全だからといって、ひとくくりにして、一律に広域抗菌薬を開始したり、やみくもにβ-Dグルカンやアスペルギルス抗原をリスクのない患者で測定するようなプラクティスをしていませんか?本当に重要なのは、まずは、どのような免疫不全かを判断すること。そのうえで、起こりうる病態、病原微生物を考えていきましょう。

第8回 発熱性好中球減少症
今回は発熱性好中球減少症(FN: Febrile Neutropenia)についてです。発熱性好中球減少症は診断名ではなく、好中球が減少しているときにおこる発熱の状態のことです。白血病やがんの化学療法中に起こることがほとんどです。FNは感染症エマージェンシーの疾患ですので、原因微生物や、臓器を特定できなくても、経験的治療を開始します。どの抗菌薬で治療を開始すべきか、またどのように診断をつけていくのか、治療効果の判断は?そして、また、その治療過程についてなど、岡秀昭先生の経験を交え、詳しく解説します。

第9回 細胞性免疫不全と呼吸器感染
最終回!今回は細胞性免疫不全者の呼吸器感染(肺炎)について、解説します。
細胞性免疫不全者の呼吸器感染は、多様な微生物が原因となりうるため、安易に経験的治療を行わず、まずは微生物のターゲットを絞ることが重要となります。
番組では、原因となる微生物の分類、そして、臨床像やCT画像で微生物を鑑別するポイントや、必要となる検査など、臨床で必要となる知識をぎゅっとまとめて、しっかりとお教えします。

岡 秀昭 ( おか ひであき )氏 埼玉医科大学総合医療センター 総合診療内科・感染症科 教授

2000年日本大学医学部卒。日本大学第一内科(現血液膠原病内科)にて初期研修し感染症診断治療の重要性を認識する。横浜市立大学院で学位取得後、神戸大学病院感染症内科、東京高輪病院感染症内科部長などを経て、2017年埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科 準教授に着任、2020年7月より現職。臨床感染症教育に熱意を持っている。趣味は筋トレと料理(地中海フードかインド東南アジア系)、コーヒーの自家焙煎。好物はパサパサのお肉。著書:「感染症プラチナマニュアル」、「感染予防,そしてコントロールのマニュアル」(メディカル・サイエンス・インターナショナル)ほか