アストラゼネカ株式会社は、2022年3月30日、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療配合剤「ビレーズトリ®エアロスフィア®56吸入/120吸入」(一般名:ブデソニド/グリコピロニウム臭化物/ホルモテロールフマル酸塩水和物、以下「ビレーズトリエアロスフィア」)の新たな吸入デバイスの製造販売承認事項一部変更承認を取得したと発表。
COPD治療薬は吸入製剤が多く、患者が、医師や薬剤師の指示を理解したうえで、正しい手技で吸入することが求められる。ビレーズトリエアロスフィアの新たな吸入デバイスは主に外観を変更しており、有効成分、臨床成績、1回噴霧量および投薬方法に変更はない。
また、吸入デバイスの変更に合わせ、新たに120 吸入製剤も販売を開始する。これにより、1つの吸入器で1ヵ月分の投薬が可能となる。
(ケアネット 新開 みのり)