ファイザーとビオンテックは9月29日付のプレスリリースにて、オミクロン株XBB.1.5系統対応新型コロナウイルス感染症(COVID-19)1価ワクチンの新規の剤形について、厚生労働省に承認申請したことを発表した。
今回申請した新規の剤形は以下のとおり。
・12歳以上用:プレフィルドシリンジ製剤(希釈不要)
・5~11歳用:1人用のバイアル製剤(希釈不要)
・6ヵ月~4歳用:3人用のバイアル製剤(要希釈)
また、12歳以上用の1人用バイアル製剤(希釈不要)については2023年9月1日に承認を取得している。
これらの製剤は2024年以降の接種に向けたものであり、2023年9月開始の予防接種法上の特例臨時接種において使用されることはない。
(ケアネット 古賀 公子)