レミケードに関節リウマチへの効能・効果追加と用法・用量の一部変更の承認

田辺三菱製薬株式会社は7日、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード点滴静注用100」(一般名:インフリキシマブ)について、同日付で関節リウマチに係わる「効能・効果」ならびに「用法・用量」の一部変更承認を取得したことを発表した。
従来の用法・用量では、一部の患者において十分な効果が得られず、用法・用量の変更(投与量の増量・投与間隔の短縮)に対する要望が寄せられていたことから、同社は2005年より臨床試験を実施していた。その結果、同剤を増量した際の有用性が認められ、用法・用量の一部変更が承認された。
また、欧米ではすでに承認されている「関節破壊の抑止効果」についても、同臨床試験から日本人においても優れた効果があることが確認されたため、効能・効果の一部変更も同時に承認された。
レミケードは、2002年にクローン病の適応症にて国内で発売後、2003年に関節リウマチの適応を追加取得している。現在では延べ3万人の関節リウマチの患者に投与されているという。
詳細はプレスリリースへ
http://www.mt-pharma.co.jp/shared/show.php?url=../release/nr/2009/rec_090707.html
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