依然と低いCOPD(慢性閉塞性肺疾患)認知度 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とファイザー株式会社が行ったCOPDに対する一般市民の意識調査(全国で40歳以上の男女を対象にインターネット調査、回答を得た4,744名を集計した結果)によると、COPDの認知度は34.0%と前回調査(2007年5月)時34.3%とほぼ横ばいの結果だった。
花粉症に対するステロイド薬と抗アレルギー薬の併用はどのくらい効くのか グラクソ・スミスクライン(GSK)は、2007年1-5月にかけて花粉症など季節性アレルギー性鼻炎の患者(約2000人)を対象に行った、鼻噴霧用ステロイド薬「フルナーゼ」(フルチカゾンプロピオン酸エステル)と第2世代抗ヒスタミン薬「ジルテック」(セチリジン塩酸塩)の併用治療における安全性・有効性および日常生活の支障度に関する調査結果を発表した。
高度アルツハイマー病に対応するアリセプト錠10mgを発売 エーザイ株式会社(東京都)は、12月26日、高度アルツハイマー型認知症の治療に対し、1日1回1錠での服用が可能となる新しい製剤「アリセプト錠10mg」、「アリセプトD錠10mg」を発売した。
不安があってもED治療薬はネットで買う!? 日本イーライリリーが行ったインターネット調査によると、インターネットで販売しているED治療薬の安全性に多くの人が疑問を持っているにもかかわらず、6割の人がネット経由で購入を希望していることがわかった。
「グリベック」6年間投与の最新データ発表、病期の進行は見られず 「グリベック」(一般名:メシル酸イマチニブ*) の最大の臨床試験であるIRIS (International Randomized Interferon versus ST1571)で得られた最新のデータによると、「グリベック」投与6年目においても病期の進行が見られないことが米国血液学会(ASH)の第49回年次大会で発表された。
肺動脈性肺高血圧症治療薬「ケアロードLA錠」発売 12月19日、東レ株式会社とアステラス製薬株式会社は、経ロプロスクサイクリン(PGI2)誘導体徐放性製剤「ケアロードLA錠」(一般名:ベラプロストナトリウム)を発売した。
日本初の注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬「コンサータ錠」発売 12月19日、ヤンセンファーマ株式会社(東京都千代田区)は、小児期における注意欠陥/多動性障害(以下AD/HD)を適応症とする中枢神経刺激剤「コンサータ錠」(一般名:塩酸メチルフェニデート)を発売した。
FDAがMirceraを承認:米国初の月1回の維持投薬を可能とした腎性貧血治療薬 透析患者および非透析患者の慢性腎臓疾患(CKD)に伴う貧血の治療薬として、Mircera(methoxy polyethylene glycol-epoetin beta)が米国食品医薬品局(FDA)より承認を受けた。
喘息コントロール不良患者の9割が自分の状態を過大評価 グラクソ・スミスクライン株式会社が行った「喘息に関する患者意識調査」(2007年9月実施、インターネット調査、喘息の長期管理薬を処方されている15歳以上の喘息患者さん583人を対象)によると、41%の患者さんが治療中にもかかわらず喘息コントロールが不良な状態だった。
リピトール投与により脳卒中既往例の腎機能が改善または、悪化が抑制された アステラス製薬およびファイザーは、脳卒中または一過性脳虚血発作(TIA)の既往例に対するアトルバスタチン(リピトール)80mgの投与により、腎機能の有意な改善、または悪化の抑制が認められたと発表した。