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MitraClipシステムが僧帽弁閉鎖不全治療の有用な選択肢となる可能性を証明

米国アボット社は14日、第59回米国心臓病学会(ACC)で発表されたEVEREST II(Endovascular Valve Edge-to-Edge REpair Study)試験において、治験機器MitraClipシステムが、安全性および有効性の主要エンドポイントにおける主要評価項目を満たしたと発表した。日本法人のアボット・ジャパンが翻訳し、19日に報告した。

「ラクトフェリン」による内臓脂肪細胞の脂肪分解促進効果を確認

ライオン株式会社研究開発本部は23日、京都府立医科大学・西野輔翼教授、京都市立病院・吉田俊秀教授、名古屋市立大学大学院・飯郷正明客員教授、東京大学・加藤久典教授、北海道大学大学院・宮下和夫教授、細川雅史准教授と共同で、牛乳・母乳などに含まれる多機能性タンパク質「ラクトフェリン」が、成熟した内臓脂肪細胞に対して、脂肪滴の分解阻害タンパクであるペリリピン量を低下させることで、脂肪分解促進作用に関与することを世界で初めて見出したと発表した。

【お知らせ】セミナー「iPhone in Medicine:診療現場にiPhoneを」

来る4月10日(土)、アップルストア銀座店において、iPhoneの医療における活用事例を紹介するセミナー「iPhone in Medicine:診療現場にiPhoneを」が開催されます。革新的な研修医教育プラットフォーム「Resi-Share Pyramid」、救急現場での遠隔医療画像参照ソリューション「ProRad DIVA」、電子カルテを利用した訪問医療の新しいコミュニケーションスタイル「WINE CORK」など、iPhoneを使った最新の医療関連サービスを、実際にiPhoneを活用しているドクターがご紹介します。 ※セミナーにおいて、ケアネットから革新的な研修医教育プラットフォーム「Resi-Share Pyramid」を紹介させていただきます。「Resi-Share Pyramid」については下記をご覧ください。●「Resi-Share Pyramid」概略(PDF)http://www.carenet.com/news/carenet/pdf/resishare.pdf 【日時】4/10(土)9:00-13:00 【開催場所】アップルストア銀座店 〒104-0061東京都中央区銀座3-5-12 【題目】iPhone in Medicine:診療現場にiPhoneを 【司会・進行】神戸大学大学院医学研究科内科学講座特命講師 杉本真樹 先生 【当日スケジュール】8:45 開場9:00-9:20  医療従事者から見たiPhone・海外事例紹介        神戸大学医学部 杉本真樹先生9:20-10:00  Resi-Share Pyramid(研修医・看護師教育・復帰支援)        株式会社ケアネット医療コンテンツ部長 姜琪鎬氏        医療法人社団 淀さんせん会 金井病院理事長 金井伸行先生10:00-10:40 Pro Rad DiVa:遠隔読影        株式会社 トライフォー代表取締役社長 広瀬勝己氏        慈恵医大脳神経外科助教 高尾洋之先生10:40-11:00 休憩・質疑応答11:00-11:40 WINE Cork:地域医療、訪問・在宅医療        キワム電脳工務店、医師 高橋究 先生        医療法人社団プラタナス 桜新町アーバンクリニック院長 遠矢純一郎先生11:40-   質疑応答 【問い合わせ先】 アップルストア銀座店http://www.apple.com/jp/retail/ginza/

チロシンキナーゼ阻害薬「スーテント」のOS(全生存期間)データがASCO GUで発表-日本人の転移性腎細胞がん患者における長期生存を確認

ファイザー株式会社は18日、日本人の転移性腎細胞がん(mRCC)患者においてスーテント(一般名:スニチニブリンゴ酸塩)が生存期間の延長に貢献することが国内第Ⅱ相試験の最終解析により明らかになったと発表した。このデータは国内フェーズ2試験の最終解析によるもので、3月5~7日にサンフランシスコで開催された2010 Genitourinary Cancers Symposium (ASCO GU)において浜松医科大学泌尿器科の麦谷荘一氏によって発表された。

心血管リスクを有する耐糖能異常(IGT)患者において、バルサルタンが2型糖尿病への進行を抑制-NAVIGATOR試験の結果から

ノバルティスファーマ株式会社は18日、9,000名以上が参加した高血圧治療薬バルサルタンのランドマーク試験であるNAVIGATORの結果から、心血管疾患または心血管リスクのある耐糖能異常(IGT)患者において、バルサルタンが2型糖尿病への進行を遅らせることが明らかになったと発表した。

新規経口直接トロンビン阻害剤「ダビガトラン エテキシラート」が脳卒中リスクの程度にかかわらず、心房細動患者の脳卒中予防でワルファリンを上回る有用性を示す

日本ベーリンガーインゲルハイムは、第59回米国心臓病学会において、新規経口直接トロンビン阻害剤「ダビガトラン エテキシラート」が、心房細動患者での脳卒中の発症率を、患者のリスクプロファイルにかかわらず低下させ、現在の標準治療のワルファリンよりも優れた効果を示すとの解析結果が報告されたと発表した。