細胞培養H1N1新型インフルエンザワクチン「Celtura」がスイスで製造販売承認 ノバルティス ファーマ株式会社は16日、スイス・ノバルティス社が13日に、細胞培養によるアジュバントを添加したH1N1新型インフルエンザワクチン「Celtura」がスイス医薬品庁(Swissmedic)の承認を受けたと発表した。これは、細胞培養による新型パンデミックワクチンとして、欧州における2番目の製造販売承認。Celturaは今月に入ってドイツで承認されている。また、同社は日本でも承認申請を提出している。
シャープ、プラズマクラスター技術による付着・浮遊MRSAの活動抑制効果を実証 シャープは、北里研究所 北里大学北里研究所メディカルセンター病院と共同で、高濃度プラズマクラスターイオンが代表的な院内感染菌である「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」の活動を、付着および浮遊両状態において抑制することを実証したことを発表した。
牛乳たんぱく質由来の新規ペプチド素材「オリゴミル」を開発 ロート製薬株式会社は12日、機能性素材の探索を重点研究テーマに掲げる研究拠点「ロートリサーチビレッジ京都」において、牛乳のたんぱく質から、新規ペプチド素材「オリゴミル」を開発したと報告した。
HIV感染症:進歩と進化 11月5日に開催された、アボット ジャパン株式会社 メディアセミナー「HIV/AIDS診療最前線―女性における感染の現状と対策」のレポートをお届けする。国立国際医療センター戸山病院 エイズ治療・研究開発センター センター長の岡慎一氏は、HIV/AIDS診療のこれまでの変遷と今後の展望について、最新の知見や自身の施設におけるデータも交え、講演した。
アステラス製薬、米国アイアンウッド社とLinaclotide(リナクロチド)に関するライセンス契約締結 アステラス製薬株式会社は10日、米国の医薬品会社アイアンウッド社と同社が米国にて便秘型過敏性腸症候群および慢性便秘の治療薬として開発中の「Linaclotide(リナクロチド、一般名)」について、日本およびインドネシア、韓国、フィリピン、台湾、タイ(以下「契約地域」)での開発、販売に関する独占的なライセンス契約を締結したと発表した。
女性の64%が免疫力を高めようと意識している グラクソ・スミスクライン株式会社は11日、かぜ等が流行するシーズンの到来を控え、女性を対象とした『免疫力』に関する生活者意識調査を行った結果を発表した。調査期間は2009年10月22日から10月26日の5日間で、600人から有効回答を得た。その調査結果をもとに、現代人の『免疫力』に対する意識と対策方法、免疫力低下からくるといわれる病気とその対処法についてまとめたところ、20代~40代の女性に、去年より免疫力を高めようという意識が向上したかについて尋ねたところ(複数回答)、全体の64.0%が「はい(向上した)」と回答していたことがわかった。
太陽エネルギーで駆動する血圧計が来年1月に発売 オムロン ヘルスケア株式会社は10日、太陽エネルギーで駆動する、環境に配慮した血圧計『オムロン上腕式手動ソーラー自動血圧計 HEM-4500-SOL』(以下HEM- 4500-SOL)を1月25日より発売すると発表した。
バイオ医薬品生産技術プラットフォームBI-HEXにより、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いた抗体生産で高生産性を実現 ドイツ・ベーリンガーインゲルハイム社は2日、同社の研究チームが独自のバイオ医薬品生産技術プラットフォームBI-HEXにより、記録的な生産性で抗体生産を実現したと発表した。治療用モノクローナル抗体を発現させるCHO(チャイニーズハムスター卵巣)細胞の植種培養および流加培養で、1日に細胞1個あたり 100pg(1pgは1兆分の1g)以上の抗体生産を実現化したとのこと。
心臓遠隔監視用プラットフォームの検証を開始 エス・ティー・マイクロエレクトロニクス株式会社は11日、最高峰の医療機関であるメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)と、慢性心疾患患者の遠隔監視を行う新しいプラットフォームの検証段階に入ったことを発表した。
「アバスチン」、非小細胞肺がんに対する効能・効果、用法・用量の追加承認取得 中外製薬株式会社は9日、抗VEGFヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブ(遺伝子組換え)-販売名『アバスチン点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL』について、6日に厚生労働省より「扁平上皮癌を除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」に対する効能・効果および用法・用量の追加に関する承認を取得したと発表した。
約9割の患者がより改善した経口血糖降下薬を希望-2型糖尿病の治療に関する調査 ノバルティスファーマ株式会社は9日、11月14日の「世界糖尿病デー」を前に、全国の30代から60代で、2型糖尿病に5年以上の罹患歴があり、現在も経口血糖降下薬による治療を行っている患者男女300名に対して行われた、2型糖尿病の治療に関するインターネット調査の結果を発表した(実施時期:2009年10月)。
リラグルチド、優れた血糖降下作用を1年間(52週)維持-国内第3相試験のデータより ノボ ノルディスク ファーマ株式会社はカナダ・モントリオールで開催された世界糖尿病連合(略称:IDF)主催の第20回世界糖尿病会議(2009年10月18~22日)において、新規2型糖尿病治療薬ヒトGLP-1アナログ製剤リラグルチドの、日本国内で実施された2つの第3相臨床試験(52週)の結果を発表した。両試験から、日本人2型糖尿病患者に対するリラグルチドの優れた血糖降下作用、体重増加抑制効果、膵β細胞の機能を表す指標の改善が示され、長期的な臨床効果が示されと報告した。
糖尿病食後過血糖改善剤「セイブル錠」に、ビグアナイド系薬剤との併用療法効能追加 株式会社三和化学研究所は9日、糖尿病食後過血糖改善剤「セイブル錠(一般名:ミグリトール)」に、11月6日付で、ビグアナイド系薬剤との併用療法の効能追加が承認されたと発表した。
「フルダラ静注用50mg」「フルダラ錠10mg」にそれぞれ適応追加 バイエル薬品株式会社とジェンザイム・ジャパン株式会社は9日、両社が共同プロモーションを行っている「フルダラ静注用50mg」(一般名:フルダラビンリン酸エステル)の効能・効果として「再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫」が、「フルダラ錠10mg」(一般名:フルダラビンリン酸エステル)の効能・効果として「貧血又は血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病」が、2009年11月6日付で新たに承認されたと発表した。
抗悪性腫瘍剤「エルプラット」 胃がんの適応拡大を目指した臨床試験を実施 株式会社ヤクルトは9日、白金錯体系抗悪性腫瘍剤オキサリプラチン-販売名『エルプラット注射用50㎎、同100㎎』、『エルプラット点滴静注液50㎎、同100㎎』(以下、エルプラット)の進行・再発胃がんでの適応拡大を目指した、第III相臨床試験を実施することを決定したと発表した。
経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」 関節リウマチ鎮痛の効能追加承認取得 久光製薬株式会社は9日、経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ 20mg」および「モーラステープL 40mg」(一般名:ケトプロフェン)に関し、2008年5月に「関節リウマチにおける関節局所の鎮痛」の効能追加を申請していたが、2009年11月6日付で承認を取得したと発表した。
ノバルティス ファーマ、新型インフルエンザワクチンを日本で製造販売承認申請へ ノバルティス ファーマ株式会社6日、厚生労働省にH1N1新型インフルエンザワクチン(海外での製品名:Celtura)の製造販売の承認申請を行ったと発表した。
細胞培養によるH1N1新型インフルエンザワクチンCeltura ドイツで承認 スイス・ノバルティス社は5日(現地時間)、細胞培養にもとづくアジュバント(免疫賦活剤)を添加した1N1新型インフルエンザワクチンCeltura がドイツで承認されたと発表した。日本法人のノバルティス ファーマ株式会社が報告した。
抗生物質「VIBATIVTM(テラバンシン)」米国で新発売 アステラス製薬株式会社は6日、米国テラバンス社より導入した抗生物質「VIBATIVTM(一般名:テラバンシン)」について、当社の米国子会社アステラス ファーマ US, Inc.が「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)およびメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)を含むグラム陽性菌に起因する複雑性皮膚・軟部組織感染症(cSSSI)」を適応症として新発売した。
Merz 社と耳鳴治療薬「Neramexane」の国内ライセンス契約締結 株式会社キョーリンは5日、子会社である杏林製薬株式会社が、ドイツ・Merz Pharmaceuticalsが欧米で開発中の耳鳴治療薬「Neramexane」について、日本国内におけるライセンス契約を締結したと発表した。