米国・マウントサイナイ大学で勤務する山田 悠史氏らは医療従事者向けの英語学習支援団体「Medical English Hub(めどはぶ)」を立ち上げ、2021年よりオンラインでの医療英語学習プログラムをスタートする。
めどはぶは、山田氏をはじめとした海外で勤務する医療者と国内の英会話学校が共同で運営し、「医療英語学習プログラムの開発・提供」「グローバルな活躍を目指す医療従事者の為のオンラインサロンの開設」の2つの事業を展開する。
医療英語学習プログラム
2021年9月開講予定。全12回の授業はzoomを使った完全オンラインで、日曜日中心に提供する。英語全般のスキル向上に関しては語学教育のプロやネイティブ講師が指導を行う。英語の上達の為には自主学習が不可欠なことから、個別レベルチェックの実施で各個人の課題を明らかにし、カウンセリングで自主学習のアドバイスを行う。主体的・自律的に学ぶアクティブラーニングの実践をするチーム学習の要素を取り入れ、モチベーションを支え合い学習の習慣化を図る。リーティング・ライティング・スピーキング・リスニングの総合学習をグループ別のワークショップ、模擬診療等の実践授業を中心に進め、英語での医療プレゼンが完璧にできることを目指す。
グローバルな活躍を目指す医療従事者のオンラインサロン
これから英語を使ってキャリアの幅を広げていきたいと考えている医療者が新たな一歩を踏み出せるよう、国内外にて活躍する医療従事者が生の情報を発信し、メンバー同士で情報交換ができるコミュニティ。
海外で活躍する医師をはじめとする医療のプロ、首都圏で英会話スクールを運営する英語学習のプロ、そしてグローバル人材育成のプロが、海外の医療現場進出や英語学習について情報をシェア。サロンメンバーとの勉強会やセミナーも定期的に開催し、コミュニケーションを促進。将来グローバルに活躍する医療従事者の為のアクティブラーニングのプラットフォームとなることを目指す。