大人気!本当にスゴい症候診断シリーズも最終シリーズとなりました。
患者の訴える主な症状に対してどんな鑑別疾患を挙げ、どのように問診し、いかに身体所見・検査値を評価し、疾患を絞り込んでいくか?
医師としてあたりまえの「診断」を、膨大なエビデンスを綿密かつ公正に分析して行うのがDr.たけし流。
ますます進化するそのスゴさはケタ違いです。
研修医はもちろんのこと、診察を行うすべての医師必見の番組です。
今DVDでは「ショック」「浮腫」「下痢」「嘔吐」「腹痛」について取り上げます。
第1回 ショック
Dr.たけしの症候診断第3弾の初回は「ショック」。
ショックはとくに素早い鑑別と診療が必要となる重篤な疾患です。
エビデンスから導き出された効果的で速やかな診断プロセスを学びましょう。
第2回 限局性浮腫
臨床で診る機会の多い浮腫に対して、どのようにアプローチしていますか?浮腫を来す原因はさまざまであり、その機序分類による臨床診断は容易ではありません。
その多岐にわたる機序と臨床所見と組み合わせ、さらに分類・整理して解説します。
まずは限局性浮腫から。全身性については第3回で診断プロセス解説します。
第3回 全身性浮腫
全身性浮腫を来す3大機序、まずはここを中心に身体診察や病歴聴取のやり方について解説します。
そのほかに、外来で診る機会は多いけれど、病的とは言い切れない浮腫、
外来で診る機会はまれではあるけれど、知っておけばすぐに治療が奏功する浮腫、などを見ていきます。
ここまで網羅的にまとめ上げたものはほかに見たことがないといっても過言ではありません。
第4回 嘔吐
嘔吐を主訴として受診する場合、鑑別疾患が多岐にわたり、診断に苦慮することも多いのではないでしょうか。
診断には見落としがないよう、「系統的な鑑別方法」が必須です。
膨大なエビデンスをまとまめ、分析し、引き出されたその方法をDr.たけしがお教えします!
第5回 急性下痢症
急性下痢症のほとんどは急性胃腸炎で、その治療は対症療法のみで十分です。
ただし安易に胃腸炎と診断するのではなく、患者の死につながる疾患が隠れていることもあるので、まずはそれらをきちんと否定しましょう!
急性胃腸炎の原因は多種多様で、それら原因を推定するために重要なのは、食事摂取歴はもちろんのこと、“随伴症状”と“バイタルサイン”。なにを診て、どう診断するか。さまざまな切り口から整理していきましょう。
番組最後のQ&Aでは細菌性胃腸炎における抗菌薬使用についても言及します。
第6回 腹痛
多岐にわたる腹痛の原因を絞り込むためには、
どの臓器/部位にどのような病態が生じているのかを推測できるよう系統的な病歴の聴取が重要となります。
そのために有効な病歴聴取方法“OPQRST”を基に、どのように診察を進め、原因疾患を絞り込んでいくのかを解説します。
第7回 若年女性特有の下腹部痛
若年女性の下腹部痛といえば、すぐに産婦人科医に送ればいい、そう思っていませんか?
確かに、子宮外妊娠、卵巣出血、卵巣腫瘍茎捻転、PIDなどの婦人科疾患が考えられますが、もしかしたら、虫垂炎や尿管結石などが隠れているかもしれません。
若い女性の下腹部痛の診療で、確認すべき項目をDr.たけしの目利きでまとめ上げました。
プライマリケア医としてやるべきことを確かめてください。
第8回 若年男性特有の下腹部痛
今回のテーマは若年男性の下腹部痛。
男性が下腹部痛を主訴として受診した際に、必ず鑑別としてあげなければならない「急性陰嚢症」。
急性陰嚢症を来す疾患には、精索捻転、精巣上体炎、精巣垂捻転などがあり、その中でも
精索捻転は早急な治療が必要となります。
迅速に、かつ正確に診断するための知識とスキルをDr.たけしがお教えします。