Dr.林の笑劇的救急問答も16年目に突入!今シーズンは、「肺炎」、「壊死性筋膜炎」、「ダニ」のバラエティに富んだ3テーマでお届けします。
上巻では「肺炎」を取り上げ、肺炎球菌、マイコプラズマ、レジオネラ、誤嚥性肺炎について詳しく見ていきます。COVID-19との鑑別のためにも、重要な肺炎を診断、除外できるよう、救急での診療のポイントを確認しておきましょう。
思わず笑ってしまう症例ドラマと楽しくわかりやすいDr.林の講義でしっかりと学んでください。(2020年2月収録)
第1回 肺炎球菌はチンピラ?
今回から4回にわたって肺炎を取り上げます。まずは、肺炎球菌から。
肺炎球菌による肺炎をいかに鑑別するか、また、その治療と治療経過についてしっかりと確認していきましょう。
Dr.林曰く『肺炎球菌は“チンピラ”』...。
これは一体どういうことなのか!詳しくは番組で!
第2回 マイコプラズマはかわいい?
今回は“マイコプラズマ”がテーマ。マイクプラズマ肺炎は若年者に多く、通常は「元気な肺炎」です。
しかしまれに重症化することがあります。悪さをしているのは、かわいいマイコではなく、取り巻きのT細胞。
マイコプラズマ肺炎の重症化のメカニズムと治療戦略について、Dr.林が解説します。
第3回 レジオネラは麻薬の運び屋?
今回のテーマは「レジオネラ」。レジオネラ症は重症化すると、劇症型の肺炎(レジオネラ肺炎:在郷軍人肺炎)を引き起こし、肺外(中枢神経・消化器など)症状が強く出てくることがあります。
レジオネラとの闘い方をしっかりと学んでおきましょう。
そして...、Dr.林曰く、「レジオネラは水面下で暗躍する麻薬の運び屋」のよう。その意味と意図についても一緒にご確認ください。
第4回 ごえんしたら誤嚥性肺炎?
今回のテーマは誤嚥性肺炎。誤嚥性肺炎と誤嚥性肺臓炎。まずはこの2つをきちんと分類してから始めましょう。
誤嚥性肺炎は、高齢者の肺炎のおよそ80%を占める肺炎です。しかしながら、診断基準がなく、臨床診断となります。
それではどうやって診断していくのか、そして、その後の対応は?Dr.林のわかりやすい講義でしっかりと確認してください。