深刻なドラッグ・ラグに?レカネマブ、米国正式承認のインパクト 最終更新:2023/07/12 ざわつく水曜日 7月6日、FDAはエーザイと米国バイオジェン社が共同開発したアルツハイマー病治療薬・レカネマブを正式承認しました。アルツハイマー新薬として注目度は高いものの、さまざまな問題点も指摘されています。
アルツハイマー病薬lecanemabが米国で承認、患者負担額は?/過体重は適正体重より死亡率低い 最終更新:2023/07/11 バイオの火曜日 アルツハイマー病薬lecanemabが米国で承認されました。これで公的保険の対象になりますが、気になる患者負担はどの程度?また、過体重の人のほうが適正体重よりも死亡率が低かったという試験も紹介します。
4億6千万円の筋ジストロフィー治療がFDA承認 最終更新:2023/06/27 バイオの火曜日 約4億6千万円の筋ジストロフィー遺伝子治療がFDAで承認されました。しかし、臨床的有用性は確立しておらず、FDAは予後改善効果を立証するための試験を課しています。どのような経緯で承認されたのでしょうか?
頭蓋内爆発音症候群と心停止を繰り返した男性 最終更新:2023/06/23 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 頭蓋内爆発音症候群は、寝入る直前や目覚めた直後に短時間の大きな幻聴が発生するというもので、原因や治療法などがわかっていない希少疾患です。今回は、この疾患を発症した医師自身による症例報告を紹介します。
患者家族に「認知症が急に悪化した」と言われた時は 最終更新:2023/06/16 外来で役立つ!認知症Topics 前回は急速進行性認知症としてプリオン病や炎症性脳炎などを紹介しましたが、認知症に多いアルツハイマー病やレビー小体型でも急速に悪化する場合があります。とくに、別の疾患を併発すると特徴的な症状が現れることも。
幼児教育の不都合な真実、モンテッソーリ教育に効果なし? 最終更新:2023/06/15 シネマセラピー 幼児教育においてモンテッソーリ教育が注目されていますが、実は長期的な効果がはっきりしておらず、幼児教育ビジネスにいいように利用されているだけかもしれません。その根拠とは?
帯状疱疹ワクチンで認知症が約20%低下 / タウリンで健康長寿に? 最終更新:2023/06/13 バイオの火曜日 英国の2集団の比較で、帯状疱疹ワクチン接種と認知症リスク低減の関連が示されました。どういう集団で効果が期待できるのでしょうか?また、栄養ドリンクに含まれるタウリンによる健康長寿の可能性も紹介します。
めまい患者のBPPVの可能性を探る 最終更新:2023/06/13 患者説明用スライド 良性発作性頭位めまい症(BPPV)は特殊機材による確定診断が必要なため専門医の受診が必要ですが、一般内科医でも本ツールを使えばBPPVを疑うことができます。監修はベルランド総合病院の今井貴夫氏。
ヘレン・ケラー、何が「奇跡」なのか 最終更新:2023/06/05 シネマセラピー 人間は生まれてからどのように言葉を覚えていくのでしょうか?言葉よりも見た目や口調が聞き手に影響を及ぼす(メラビアンの法則)のはなぜでしょう?伝記「ヘレン・ケラー」の“奇跡”を通じて解説します。
書籍紹介『認知症を止める 「脳ドッグ」を活かした対策』 最終更新:2023/06/01 医学のしおり 連載「外来で役立つ!認知症Topics」でおなじみ認知症研究の第一人者朝田隆氏と、MRI解析の第一人者森進氏の共著。人生100年時代を健康で生き抜くため、脳ドッグを活かした脳の健康管理法を紹介します。
「Lancet」出版社で異変、“ハゲタカ”ばりの貪欲さに編集委員が反発 最終更新:2023/05/31 ざわつく水曜日 The LancetやCellなどを発行するElsevier社、神経画像の論文誌の編集委員全員が辞任というニュースの背景には、高額な掲載料で高い利益率を確保する同社への研究者の抵抗がありました。
経口投与が可能になったALS治療薬「ラジカット内用懸濁液2.1%」 最終更新:2023/05/30 下平博士のDIノート 今回は、ALS治療薬「ラジカット内用懸濁液」を紹介します。これまで点滴静注薬しかなかったエダラボン製剤の内服薬であり、ALS患者の通院・入院負担が軽減することで、在宅移行の支援となることが期待されています。
書籍紹介『顔面神経麻痺診療ガイドライン 2023年版』 最終更新:2023/05/29 医学のしおり 12年ぶりにガイドラインとして大改訂!リハビリテーション治療・形成外科的治療・鍼灸治療・その他の治療内容を詳しく解説。18個のCQが設定された本書は、顔面神経診療に携わるすべての方に必読の1冊です。
書籍紹介『脊椎脊髄領域の画像診断-最新の知識と進歩』 最終更新:2023/05/22 医学のしおり 整形外科の外来患者数は内科に次ぐ2位と大変多く、年々増加しています。本書は、近年急速に進歩する脊椎脊髄領域の最新の画像診断技術を習得することができ、外来診療での診断にお役立ち間違いなしの1冊です。
麻疹の感染相次ぐ!自身の接種歴も抗体価も知らぬ医師 最終更新:2023/05/18 現場から木曜日 茨城県と東京都で、麻疹の感染例が相次いで報告されました。アフターコロナで海外への渡航も増加し、流行国で感染するケースも増えそうです。ワクチン接種歴や抗体価を把握していない方はお気を付けください。
より良い教育は絶対音感より○○、才能より○○! 最終更新:2023/05/18 シネマセラピー 英才教育で子供の才能を開花させたい、絶対音感を身に付けさせたいですか?実はその教育、逆効果かもしれません。絶対音感を身に付けることで失うかもしれない能力があるとしたら…?
認知症が急速に進行、疑うべき疾患は? 最終更新:2023/05/17 外来で役立つ!認知症Topics 朝田氏が患者さんを診ていて、悪化するスピードが速く、どうも普通とは違って嫌な予感がしてしまう症例がまれにあります。そのような急速に進行する認知症(RPD)には、いくつかの原因疾患のタイプが考えられます。
アルツハイマー病薬donanemab、第III相試験成功/英国成人の5人に1人が音嫌悪症 最終更新:2023/05/09 バイオの火曜日 アルツハイマー病治療薬donanemabにより、認知機能の低下が抑制されたことが第III相試験で示されました。気になる安全性は? また、英国成人の5人に1人が音嫌悪症であったという報告も紹介します。
「おかあさんといっしょ」が言葉の学習に最適なワケ 最終更新:2023/05/03 シネマセラピー 外国語を話せるようになる近道は外国語を歌うことかもしれません。また、失語症のリハビリにも歌が注目されています。その理由について、発声学習をテーマにNHK「おかあさんといっしょ」を題材として考察します。