カナキヌマブ投与によるCRP低下と心血管イベントの関連:CANTOS無作為化比較試験の2次解析(解説:今井 靖 氏)-796

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2018/01/12

本記事のコメンテーター

今井 靖( いまい やすし ) 氏

自治医科大学 臨床薬理学部門・循環器内科学部門 教授 附属病院 薬剤部長

J-CLEAR評議員

カナキヌマブは、インターロイキン-1β(IL1β)に対するモノクローナル抗体であるが、CANTOS試験はこのカナキヌマブ(3用量)およびプラセボを割り付け3ヵ月に1回皮下注射を行う無作為化比較対照試験で、心筋梗塞の既往がある炎症性アテローム性動脈硬化症患者に、標準治療(脂質低下治療を含む)に加えて追加投与がなされた。その結果として、主要心血管イベント(MACE[Major Adverse Cardiovascular Event]:心血管死、非致死…

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