フルベストラント+パルボシクリブはOSも延長しうる(解説:矢形 寛 氏)-963

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2018/11/29

本記事のコメンテーター

矢形 寛( やがた ひろし ) 氏

埼玉医科大学 総合医療センター ブレストケア科 教授

フルベストラント+パルボシクリブがフルベストラント単独に比べPFSを延長することはすでに示されている。今回は最終結果ではなく、生存者が40%になったところでの解析である。OSにおいて統計学的有意性はないものの、6.9ヵ月の絶対差が認められた。あらかじめ計画されたサブグループ解析では、過去に内分泌療法の感受性があった患者で、OSに10.0ヵ月の実質的な差がみられた。
本研究における主要評価項目はPFSであり、症例数もP…

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