未治療骨髄腫に対するダラツムマブ、レナリドミド、デキサメタゾン併用療法に期待するモノ―NEJM;Daratumumab plus lenalidomide and dexamethasone for untreated myelomaを読んで―(解説:藤原 弘 氏)-1075 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2019/07/11 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 藤原 弘( ふじわら ひろし ) 氏 三重大学大学院医学系研究科 個別化がん免疫治療学分野 三重大学複合的がん免疫療法研究センター オリジナルのニュース ダラツムマブ追加で、多発性骨髄腫の無増悪生存が改善/NEJM(2019/06/11掲載) 新規治療薬開発が進み、QOLの改善と全生存率の延長が進む多発性骨髄腫だが、いまだに治癒しない。そこで、次の治療戦略が微小残存病変陰性完全寛解の達成から無増悪生存の延長、その先に治癒を見据えるのは理にかなっている。Proteosome阻害剤、iMIDsに加えて抗体製剤の登場が、その流れを加速させている。最近、自己造血幹細胞移植適応のない未治療MMに対するダラツムマブ併用レナリドミド/デキサメタゾン療法のLd療法に対する優… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 藤原 弘先生の他のコメント 多剤抵抗性骨髄腫に対する新規治療薬selinexor(解説:藤原弘氏)-1119 (2019/10/07掲載) 骨髄腫治療におけるCAR-T細胞療法が示す可能性とその問題点(解説:藤原弘氏)-1055 (2019/06/03掲載) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 妊娠初期のコロナ感染・ワクチン接種、児の先天異常と関連せず/BMJ(2024/07/31) 80歳以上も健康的なライフスタイルでさらなる長寿に(2024/07/31) 統合失調症患者の代謝パラメータに対する非定型抗精神病薬の影響(2024/07/31) 脳転移/髄膜がん腫症を伴うHER2+乳がんへのT-DXd、長期の有効性を評価(ROSET-BM)/日本乳癌学会(2024/07/31) 顔の表面温度、脂肪肝や生活習慣病のスクリーニングに有用か(2024/07/31) 終末期間近の患者のホスピス移行を促す新プログラムとは?(2024/07/31) 最適な食物繊維は人それぞれ(2024/07/31) [ あわせて読みたい ] 長門流 総合内科専門医試験MUST!2018 Vol.3(2018/08/07) 消化器がん特集(2018/06/21) 肺がん治療、患者と医療者の“スキマ”とは? 第15回【肺がんインタビュー】(2018/05/09) 民谷式 内科系試験対策ウルトラCUE Vol.1(2018/04/07) Dr.大山のがんレク!すべての医療者に捧ぐがん種別薬物療法講義(下巻)(2018/02/07) Dr.大山のがんレク!すべての医療者に捧ぐがん種別薬物療法講義(上巻)(2017/09/07) 肺がん特集まとめインデックス(2017/06/20) 肺がん特集(2017/06/20) 総合内科専門医試験対策 “苦手”科目をクイック復習 2016 (2016/07/29) 認定内科医試験完全対策 総合内科専門医ベーシック vol.4(2016/06/07)