乳房温存術後の早期乳がん患者に対して加速乳房部分照射(APBI)は勧められるか?-RAPID試験の結果から(解説:岩瀬 俊明 氏)-1182 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2020/02/07 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 岩瀬 俊明( いわせ としあき ) 氏 千葉大学大学院医学研究院 臓器制御外科学教室 MD Anderson Cancer Center, Breast Medical Oncology, Postdoctoral fellow オリジナルのニュース 乳房温存手術後の同側再発の抑制に、加速乳房部分照射は有効か/Lancet(2019/12/27掲載) 加速乳房部分照射(Accelerated Partial Breast Irradiation:APBI)とは、乳房温存術後の乳房内再発の約70%以上の症例が切除後の腫瘍床周囲から発生することから、全乳房照射(Whole Breast Irradiation:WBI)の代わりに腫瘍床のみに部分照射を行う方法である。メリットとしては1.線量を増加して短期間に照射を終えられる2.照射野を縮小することで有害事象を軽減できる3.短期間の治療により治療費を軽減できる(小線源治療を除… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 岩瀬 俊明先生の他のコメント 乳房温存術後の早期乳がん患者に対して加速乳房部分照射(APBI)は勧められるか?-NSABP B-39/RTOG 0413試験結果から(解説:岩瀬俊明氏)-1181 (2020/02/06掲載) トラスツズマブを用いた術後補助療法は6ヵ月間で十分か?‒PHARE試験の結果から(解説:岩瀬俊明氏)-1085 (2019/08/01掲載) トラスツズマブを用いた術後補助療法は6ヵ月間で十分か?‒PERSEPHONE試験の結果から(解説:岩瀬俊明氏)-1084 (2019/07/30掲載) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 複雑CAD併存の重症AS、FFRガイド下PCI+TAVI vs.SAVR+CABG/Lancet(2024/12/20) 慢性心血管系薬のアドヒアランス不良、リマインドメッセージでは改善せず/JAMA(2024/12/20) “Real-world”での高齢者に対するRSVワクチンの効果(解説:山口佳寿博氏/田中希宇人氏)(2024/12/20) 切除不能肝細胞がん、アテゾ+ベバがTACEの代替となる可能性/ESMO Asia2024(2024/12/20) EGFR陽性NSCLCの1次治療、オシメルチニブ+化学療法のアジア人データ(FLAURA2)/ESMO Asia2024(2024/12/20) 進行・再発子宮体がんの新たな治療選択肢/AZ(2024/12/20) 導入療法後に病勢進行のないHR+/HER2+転移乳がん1次治療、パルボシクリブ追加でPFS改善(PATINA)/SABCS2024(2024/12/20) 統合失調症発症後20年間における抗精神病薬使用の変化(2024/12/20) SGLT2阻害薬はがん発症を減らすか~日本の大規模疫学データ(2024/12/20) [ あわせて読みたい ] 消化器がん特集(2018/06/21) 肺がん治療、患者と医療者の“スキマ”とは? 第15回【肺がんインタビュー】(2018/05/09) Dr.志賀のパーフェクト!基本手技 (2018/01/07) 肺がん特集まとめインデックス(2017/06/20) 肺がん特集(2017/06/20) 突然やってくる!? 外国人患者さん対応エピソード集(2017/02/15) スーさんの急変エコー 裏ワザ小ワザ (2017/01/07) Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス (2016/11/07) 感染症コンサルタント岸田が教える どこまでやるの!? 感染対策(2016/07/08)
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