脳卒中再発予防のためには、一過性脳虚血発作(TIA)症状をどこまで広くとらえるべきか?(解説:森本 悟 氏)-1372 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2021/04/02 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 森本 悟( もりもと さとる ) 氏 慶應義塾大学医学部生理学教室 特任講師 東京都健康長寿医療センター 脳神経内科 J-clear会員 オリジナルのニュース 非コンセンサスTIAの脳卒中リスクは典型症例と同等/Lancet(2021/03/18掲載) 日本脳卒中学会(2019)や国際疾病分類(ICD-11)により、一過性脳虚血発作(TIA)とは、“局所脳または網膜の虚血に起因する神経機能障害の一過性のエピソードであり、急性梗塞の所見がないもの。かつ、神経機能障害のエピソードは、長くとも24時間以内に消失すること。”と定義されている。また、1975年の米国国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)による報告では、突然発症の“複視、構音障害、眩暈、失調、感覚低下、両側の視覚障… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 森本 悟先生の他のコメント 脳卒中後の上肢麻痺、“慢性期”でも回復の希望―リハビリの効果を底上げする神経刺激デバイス(解説:森本悟氏)-1399 (2021/06/04掲載) 経頭蓋MRガイド下集束超音波視床下核破壊術のパーキンソン病運動症状改善に対する新たなエビデンス(解説:森本悟氏)-1350 (2021/02/03掲載) 筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対する多剤併用試験の意義(解説:森本悟氏)-1331 (2020/12/23掲載) 「二次性進行型」多発性硬化症患者における身体機能障害の進行抑制に朗報(解説:森本悟氏)-837 (2018/04/06掲載) 既存の抗アレルギー薬が多発性硬化症の慢性脱髄病変を回復させるかもしれない(解説:森本悟氏)-752 (2017/10/25掲載) 既存の抗生物質は多発性硬化症を病初期の段階で押さえ込めるか?(解説:森本 悟 氏)-686 (2017/06/15掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 中等~重度の椎骨脳底動脈閉塞、血管内治療vs.内科的治療/Lancet(2024/12/26) 重症血友病A、新たな第VIII因子発現遺伝子治療が有望/NEJM(2024/12/26) 日本のメモリークリニックにおける聴覚障害や社会的関係とBPSDとの関連性(2024/12/26) 一部の主要ながんによる死亡回避、予防が治療を上回る(2024/12/26) 抗菌薬と手術、小児の虫垂炎に最善の治療法はどちら?(2024/12/26) 動物性から植物性タンパク質への摂取移行は心臓の健康に有益(2024/12/26) 歯周病と糖尿病の強固な関連(2024/12/26) 抗凝固薬とNSAIDsの併用は出血リスクを高める(2024/12/26) [ あわせて読みたい ] 脳血管内治療STANDARD(2020/12/10) 第4回 特別編 覚えておきたい熱中症の基本事項【救急診療の基礎知識】(2018/07/25) 今さら聞けない薬の作用~系統別にコンパクト解説~(2016/05/11) スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草(2016/01/14) 診療よろず相談TV シーズンII(2014/07/03) スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草(2014/01/20)