HFpEFに対する左心房の負荷を軽減する心房間シャントデバイスの経カテーテル留置の第III相試験では有意な臨床効果が示されなかった(解説:原田 和昌 氏)-1499

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2022/03/15

本記事のコメンテーター

原田 和昌( はらだ かずまさ ) 氏

東京都健康長寿医療センター 副院長

J-CLEAR理事

駆出率が保持された心不全(HFpEF)に対して有効な薬物療法がないなかで、左心房の負荷を軽減する心房間シャントデバイス(IASD System II、Corvia Medical)の留置がHFpEF患者の運動時のPCWPを有意に低下し、1年後の心不全入院を減らす傾向(p=0.06)があることがHasenfuβらのREDUCE LAP-HF I試験により示され、にわかに注目を集めることとなった。しかしながら、LVEF≧40%の心不全626例に対する無作為化第III相試験であるREDUC…

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