専門医資格を有する集中治療医が関与する遠隔医療にてICU患者の臨床アウトカムは改善しなかった(解説:原田 和昌 氏)-1898 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2024/12/13 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 原田 和昌( はらだ かずまさ ) 氏 東京都健康長寿医療センター 副院長 J-CLEAR理事 オリジナルのニュース ICU入室期間、専門医療チームによる遠隔医療vs.通常ケア/JAMA(2024/10/23掲載) 集中治療医が関与する多職種医療チームによる治療にて、集中治療室(ICU)患者のアウトカムが改善することが示されているが、残念ながら都市部を除いて十分な数の集中治療医は確保できない。そこで、ICUにおける遠隔医療が導入されたが、遠隔医療の方法の違いや不十分な試験デザインなどによりその有効性はまだ明らかでない。ブラジルのPereira氏らはブラジル保健省などと提携し、ICUにおける遠隔医療が重症患者の臨床アウトカム… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 原田 和昌先生の他のコメント 心房細動とその合併症の生涯リスクの2000~22年における経時的変化:デンマークの一般住民を対象とした全国規模のコホート研究(解説:原田和昌氏) (2024/07/02掲載) 経口選択的心筋ミオシン阻害薬aficamtenは症候性の閉塞性肥大型心筋症患者の最高酸素摂取量を有意に増加する(解説:原田和昌氏) (2024/06/25掲載) うっ血やLVEFの低下がある急性心筋梗塞では、SGLT2阻害薬の追加により心不全入院を予防できる可能性(解説:原田和昌氏) (2024/05/27掲載) CRT-DはNYHA分類II/III度心不全の全死亡を14年後まで減少させる(解説:原田和昌氏) (2024/02/29掲載) 高親和性TTR安定化薬acoramidisはATTR心アミロイドーシスの予後を改善する(解説:原田和昌氏) (2024/02/27掲載) 症候性の重症大動脈弁狭窄症に対する新しい非侵襲的超音波治療(NIUT)の可能性(解説:原田和昌氏) (2024/01/24掲載) RNA干渉治療薬パチシランはトランスサイレチン型心アミロイドーシス患者の12ヵ月時の機能的能力を維持したが全死因死亡や心血管イベントは低下しなかった(解説:原田和昌氏) (2023/12/20掲載) アントラサイクリン系薬剤による心機能障害をアトルバスタチンは抑制したがプラセボとの差はわずかであった(解説:原田和昌氏) (2023/10/06掲載) カテーテルアブレーションは心房細動を伴う末期心不全の予後を改善する(解説:原田和昌氏) (2023/10/05掲載) 拡張型心筋症の遺伝子構造はアフリカ系と欧州系患者とで異なっている(解説:原田和昌氏) (2023/09/11掲載) 遠隔血行動態モニタリングシステムは心不全患者のEFに関係なく入院を減少させ、QOLを改善する(解説:原田和昌氏) (2023/07/25掲載) sotaterceptは新しい作用機序の肺動脈性肺高血圧症の新薬である(解説:原田和昌氏) (2023/04/12掲載) トラセミド、お前もか?―心不全における高用量利尿薬の功罪(解説:原田和昌氏) (2023/02/13掲載) 急性心不全へのGDMTの早期増量と頻回なフォローアップで再入院リスクは減少する?(解説:原田和昌氏) (2022/12/27掲載) HFpEFに対する左心房の負荷を軽減する心房間シャントデバイスの経カテーテル留置の第III相試験では有意な臨床効果が示されなかった(解説:原田和昌氏) (2022/03/15掲載) 「時間軸を考えた急性心不全治療」でも病態の把握は必要である(解説:原田 和昌 氏)-1343 (2021/01/18掲載) 心不全の鉄補充治療において、経口剤ではフェリチンが上昇せず運動耐容能も改善しない(解説:原田 和昌 氏)-701 (2017/07/27掲載) 心臓外科手術の急性左室機能不全に対する強心薬レボシメンダンの予防投与は、やはり死亡率を低下しなかった(CHEETAH試験)(解説:原田 和昌 氏)-674 (2017/05/08掲載) 収縮不全患者の中枢性無呼吸にASVを漫然と長期使用することは有害である可能性(解説:原田 和昌 氏)-431 (2015/10/14掲載) 生物学的年齢であるテロメア長は冠動脈疾患リスクと関係する(解説:原田 和昌 氏)-250 (2014/09/26掲載) ベストマッチの合成薬とベストな試験デザインがもたらした心不全治療のパラダイムシフト(解説:原田 和昌 氏)-245 (2014/09/23掲載) 徴候と症状と心不全の入院歴でHFpEFは定義できない―ナトリウム利尿ペプチド上昇で定義したHFpEFにはスピロノラクトンが有効である可能性(コメンテーター:原田 和昌 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(207)より- (2014/06/04掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(42)〕 リアルワールドでのRAS阻害薬投与は左室駆出率保持の心不全の予後を改善する可能性 (2012/12/28掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] レナカパビル年2回投与、男性/ジェンダーダイバースのHIV曝露前予防に有効/NEJM(2024/12/13) 重度母体合併症、その後の出産減少と関連/JAMA(2024/12/13) 切除不能肝細胞がん1次治療としてのニボルマブ+イピリムマブvs.レンバチニブまたはソラフェニブ、アジア人解析結果(CheckMate 9DW)/ESMO Asia2024(2024/12/13) 高リスクHR+/HER2-乳がんの1次治療、パルボシクリブ+内分泌療法vs.化学療法単独(PADMA)/SABCS2024(2024/12/13) 片頭痛治療をためらう理由とは〜OVERCOME研究(2024/12/13) HEPAフィルターによる空気清浄、急性呼吸器感染症の予防効果は?(2024/12/13) 心房細動を有する心不全発症患者で死亡や入院のリスクが増加(2024/12/13) ダイナペニック肥満は心血管疾患のリスク因子―久山町24年間の縦断解析(2024/12/13) [ あわせて読みたい ] トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29) エキスパートが教える痛み診療のコツ(2018/10/11) 医療者向け『学校がん教育.com』(2022/12/01) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) 診療所売買に関心がある方に!マンガ連載をまとめた冊子プレゼント【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第43回(2022/10/17)
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