経口GLP-1受容体作動薬の画期的な開発への期待(解説:安孫子 亜津子 氏)-1722

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2023/09/14

本記事のコメンテーター

安孫子 亜津子( あびこ あつこ ) 氏

旭川赤十字病院 糖尿病・内分泌内科

現在使用されているGLP-1受容体作動薬はペプチド製剤で、注射薬が主体であり、2型糖尿病の治療として使用されている。とくに、週に1回の注射製剤はその簡便性と有効性から使用患者が増加している。2021年には世界初の経口GLP-1受容体作動薬であるセマグルチドが登場し、さらにその使用者層が広がった。ただし、経口セマグルチドは空腹状態の胃から吸収される必要があるため、その内服方法に制約があり、適切な内服ができない場合…

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