血腫洗浄が再手術の率を下げる効果があるといえる(解説:高梨 成彦 氏)-1845

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2024/08/07

本記事のコメンテーター

高梨 成彦( たかなし しげひこ ) 氏

東京都健康長寿医療センター 脳神経外科医長

慢性硬膜下血腫に対する手術後は、おおむね10%程度の症例において再手術が必要になることが知られている。再手術を減らすために洗浄とドレナージを行うことが一般的で、さらに血腫腔を酸素や炭酸ガスで置換する方法などが報告されている。ドレナージチューブを留置することの有効性を示したRCT は報告されているが、洗浄自体の意義について検証したのが本研究である。結果としては無洗浄群で再手術が多い傾向が認められた。また…

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