低温持続灌流はドナー心臓の虚血時間を安全に延長できる(解説:小野 稔 氏)-1889

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2024/11/27

本記事のコメンテーター

小野 稔( おの みのる ) 氏

東京大学医学部附属病院 心臓外科 教授

低温浸漬保存(SCS)は脳死ドナーから提供された心臓を保存するゴールドスタンダードであるが、保存時間が4時間を超えると虚血、嫌気性代謝に続く臓器障害を来たし、移植後の合併症や死亡に至る場合がある。肝臓移植においてはXVIVO(XVIVO AB, Sweden)による低温灌流保存(HOPE: hypothermic oxygenated machine perfusion)についての12のメタアナリシスやシステマティックレビューがあり、その安全性と有効性が証明されている…

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