低温持続灌流はドナー心臓の虚血時間を安全に延長できる(解説:小野 稔 氏)-1889 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2024/11/27 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 小野 稔( おの みのる ) 氏 東京大学医学部附属病院 心臓外科 教授 オリジナルのニュース ドナー心臓の低温酸素化灌流で心臓移植は改善するか/Lancet(2024/08/30掲載) 低温浸漬保存(SCS)は脳死ドナーから提供された心臓を保存するゴールドスタンダードであるが、保存時間が4時間を超えると虚血、嫌気性代謝に続く臓器障害を来たし、移植後の合併症や死亡に至る場合がある。肝臓移植においてはXVIVO(XVIVO AB, Sweden)による低温灌流保存(HOPE: hypothermic oxygenated machine perfusion)についての12のメタアナリシスやシステマティックレビューがあり、その安全性と有効性が証明されている… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 小野 稔先生の他のコメント 成人心臓移植待機患者の移植到達前死亡を予測するリスクスコアの開発と検証(解説:小野稔氏) (2024/03/26掲載) レボチロキシンの静注投与は不安定な脳死患者の心臓提供率を向上させるか?(解説:小野稔氏) (2024/01/12掲載) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 四肢軟部肉腫、周術期ペムブロリズマブ上乗せでDFS改善/Lancet(2024/11/27) 加齢性難聴予防に「聴こえ8030運動」を推進/耳鼻咽喉科頭頸部外科学会(2024/11/27) 高K血症または高リスクのHFrEF、SZC併用でMRAの長期継続が可能か/AHA2024(2024/11/27) アベマシクリブによるILD、実臨床でのリスク因子は?/昭和大(2024/11/27) 免疫療法を受けるがん患者は乾癬に注意(2024/11/27) 更年期にホットフラッシュの多い女性は糖尿病リスクが高い(2024/11/27) オメガ3・6脂肪酸の摂取はがん予防に有効か(2024/11/27) 統合失調症に対して最も良好なシータバースト刺激プロトコールは(2024/11/27) [ あわせて読みたい ] トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29) エキスパートが教える痛み診療のコツ(2018/10/11) 医療者向け『学校がん教育.com』(2022/12/01) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) 診療所売買に関心がある方に!マンガ連載をまとめた冊子プレゼント【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第43回(2022/10/17)