欧州医薬品局もオシメルチニブのEGFR変異肺がん1次治療の適応申請を受理 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2017/12/05 AstraZenecaは2017年11月28日、本邦に続き、欧州医薬品局が、未治療のEGFR変異陽性の局所進行または転移性非小細胞肺がん(NSCLC)の1次治療に対する第3世代EGFR-TKIオシメルチニブ(商品名:タグリッソ)の市販承認申請を受理したと発表した。 この市販承認申請は、上記患者において、オシメルチニブが現在の1次治療EGFR-TKIであるエルロチニブまたはゲフィチニブと比較して、有意に無増悪生存期間(PFS)を改善した第III相FLAURA試験のデータに基づくもの。 ■参考 AstraZeneca(グローバル)プレスリリース FLAURA試験(New England Journal of Medicine) FLAURA試験(Clinical Trials.gov) ■関連記事 オシメルチニブ、EGFR変異肺がん1次治療の適応を国内申請/アストラゼネカ オシメルチニブ、EGFR変異陽性NSCLCの1次治療でブレークスルー・セラピーに指定 HR0.46、オシメルチニブが1次治療で標準治療を上回る(FLAURA)/ESMO2017 (ケアネット 細田 雅之) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] パーキンソン病患者数、30年後には約2倍か/BMJ(2025/03/26) 切除不能進行胃がんに対するPD-L1抗体sugemalimab+化学療法の有用性(解説:上村直実氏)(2025/03/26) 非弁膜症性心房細動に対するDOAC3剤、1日の服薬回数は治療効果に影響せず?(2025/03/26) HER2陽性転移乳がん、術後放射線療法でOS改善~SEERデータ(2025/03/26) リンパ腫・骨髄腫に対する新たな免疫治療/日本臨床腫瘍学会(2025/03/26) 高齢NSCLCへのICI、2次治療への移行率と治療成績(NEJ057)/日本臨床腫瘍学会(2025/03/26) ビタミンBが影響を及ぼす神経精神疾患〜メタ解析(2025/03/26) 抗うつ薬は認知症患者の認知機能低下を加速させる?(2025/03/26) [ あわせて読みたい ] Dr.林の笑劇的救急問答13<上巻>(2017/10/07) 国立国際医療研究センター総合診療科presents 内科インテンシブレビュー2017 (2枚組)(2017/09/07) Dr.大山のがんレク!すべての医療者に捧ぐがん種別薬物療法講義(上巻)(2017/09/07) 救急エコー最速RUSH! (2017/07/07) 肺がん特集まとめインデックス(2017/06/20) 肺がん特集(2017/06/20)