「医学系研究をわかりやすく伝えるための手引き」成果発表シンポジウム開催【ご案内】

提供元:ケアネット

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公開日:2022/03/07

 

 2022年3月24日、日本医療研究開発機構の研究開発推進ネットワーク事業が作成している「医学系研究をわかりやすく伝えるための手引き」について、成果発表を行うためのシンポジウムが開催される。

 国民が健康な生活を送り、医学系研究を促進するためには、研究者と一般市民の間にある研究に関する理解のギャップを減らすことが重要だ。しかし、医学系研究の理解には業界特有の用語の難解さや、研究に関する知識が一般的でないことを認識しておかなければ、研究者と情報の受け手側との間にコミュニケーションギャップが生じてしまう。日本医療研究開発機構はこの課題に対し、研究者が研究成果をわかりやすく発信するために配慮すべき観点と、用語の理解に関する実態調査に基づいた対処法を検討し、このたび「医学系研究をわかりやすく伝えるための手引き」にまとめた。

 シンポジウムでは、市民、メディア、研究者といった多様なステークホルダーがそれぞれの立場から意見を述べ、手引きの活用法や、継続的な課題改善について議論を交わす。

 本シンポジウムは、Zoomウェビナーによるオンライン開催で、医師のみならず誰でも視聴できる。参加には事前の予約申し込みが必要で、ウェブの専用ページで受け付けている。

【開催概要】
「医学系研究をわかりやすく伝えるための手引き」
 成果発表シンポジウム〜研究成果を確かに発信する工夫〜

開催日時:2022年3月24日(木)14:00~15:30(13:45開場)
開催方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催(視聴参加は事前登録制)
参加(視聴)対象:臨床研究支援病院、大学等研究機関、大学病院、患者団体、一般
定員:500名(定員になり次第、受け付け終了)
参加(視聴)料:無料
申し込み方法:参加申し込みフォームより事前登録

【問い合わせ先】
東京大学未来ビジョン研究センター データヘルス研究ユニット事務局
dh-jimu@ifi.u-tokyo.ac.jp

【プログラム】
・開会
・事業成果の説明
井出 博生氏(東京大学未来ビジョン研究センター特任准教授)
・それぞれの立場からのコメント
山口 育子氏(認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長)
田中 牧郎氏(明治大学国際日本学部専任教授)
市川 衛氏(一般社団法人メディカルジャーナリズム勉強会研究開発部長)
杉山 雄大氏(国立国際医療研究センター研究所糖尿病情報センター医療政策研究室室長)
・パネルディスカッション
「医学系研究をわかりやすく伝えるための手引き」の活用について
コーディネーター:山田 恵子氏(東京大学医学部附属病院助教)
・閉会

(ケアネット)