アムジェンは、2022年4月10日、KRASG12C変異を有する非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象としたソトラシブの第I/II相CodeBreaK100試験の長期有効性および安全性データの発表を発表。ソトラシブの有効性は継続して確認された。
高度な前治療歴のある患者174例を2年間分析した結果、ソトラシブの客観的奏効率は40.7%(CR5例、PR65例)、病勢制御率は 83.7%、奏効期間中央値は12.3ヵ月であった。また、無増悪生存期間中央値は6.3ヵ月を示し、全生存期間(OS)12.5ヵ月、2年OS率は32.5%であった。長期追跡においてもソトラシブの新たな安全性シグナルは確認されていない。
この2年間の追跡データは米国癌学会年次総会(AACR2022)で提示されている。
(ケアネット 細田 雅之)