CDCが接触者の行動指針を更新、その詳細は?隔離不要だが…

提供元:ケアネット

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公開日:2022/08/17

 

 CDCは2022年8月11日、COVID-19感染者の接触者が取るべき行動の指針を更新した。今回の更新では、隔離は緩和されたものの、10日後までは、屋内では高性能マスクもしくは医療用マスク(N95など)を着用する、マスクを着用できない場所には行かない、6日後に検査を受ける、などが求められている。

 COVID-19感染者の接触者となった際のCDCの指針は以下のとおり。この指針はワクチン接種の有無やCOVID-19感染歴の有無によらない。

■曝露が判明したらすぐにマスクを着用

■曝露日(Day 0)から10日後(Day 10)までの措置(COVID-19発症の可能性があるため)
・自宅や屋内の公共の場で周囲に人がいるときは、常に高性能マスクもしくは医療用マスク(N95など)を着用する。
・マスクを着用できない場所(旅行や公共交通機関を含む)には行かない。
・重症化するリスクが高い人の近くにいる場合は、とくに注意する。
・発熱(38℃以上)、咳、息切れなどのCOVID-19症状が出たら、すぐに隔離し、検査を受け、結果がわかるまで自宅にいる。
・検査が陽性の場合は隔離に関する推奨に従う。

■曝露から6日後(Day 6)に検査を実施
・曝露から5日以上経過してから検査を受ける(症状が出ていなくても)。
・過去90日以内にCOVID-19の感染歴がある場合は、別途、推奨事項を参照する。
・陰性の場合、10日後(Day10)まで上記措置を継続し、自宅や屋内の公共の場で周囲に人がいるときは高性能マスクを着用する。
・陽性の場合はすぐに隔離する。

(ケアネット 金沢 浩子)

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