末期肺がん患者にも分子標的治療薬イレッサが有効 東北大の発表によると、25日、同大大学院 医学系研究科 呼吸器病態学分野の貫和敏博教授を中心とした研究グループは、日本人や東洋人に多く肺がん全体の約20%と想定される、EGFR遺伝子変異という特徴を有した非小細胞肺がん患者に対して、分子標的薬ゲフィチニブ(商品名:イレッサ)が高い確率で有効であり、全身状態の改善および生存期間の延長に寄与することを明らかにした。
欧州委員会がプラスグレルを承認 第一三共株式会社と米国・イーライリリー・アンド・カンパニーは23日、経皮的冠動脈形成術(PCI)治療を受けている急性冠症候群(ACS)患者のアテローム血栓性イベントの治療薬である「EFIENT」(プラスグレル)の販売承認を欧州委員会(EC)より取得したと発表した。
速効型インスリン分泌促進薬グルファストに、チアゾリジン系薬剤との併用療法の効能追加 キッセイ薬品工業株式会社と武田薬品工業株式会社 は24日、2社で共同販売している「グルファスト錠5mg/10mg」 (一般名:ミチグリニドカルシウム水和物)について、23日付で、チアゾリジン系薬剤との併用療法の効能追加が承認されたと発表した。
アンチエイジング薬の正規輸入品 ボトックスビスタ発売 グラクソ・スミスクライン株式会社は23日、「65歳未満の成人における眉間の表情じわ」を効能・効果としたA型ボツリヌス毒素製剤「ボトックスビスタ注用50単位」(一般名:A型ボツリヌス毒素)の販売を開始した。
ボトックスに適応追加 小児脳性麻痺の下肢痙縮治療に新たな選択肢 グラクソ・スミスクライン株式会社は、2月23日付で同社のA型ボツリヌス毒素製剤「ボトックス注50」「ボトックス注100」(一般名:A型ボツリヌス毒素)について、「2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮(かしけいしゅく)に伴う尖足(せんそく)」を効能・効果として、厚生労働省より適応追加の承認を取得したと発表した。
ノルバスクとアムロジンの用法・用量が一部変更に ファイザー株式会社と大日本住友製薬株式会社は23日、持続性カルシウム拮抗薬「ノルバスク錠/OD錠2.5mg/5mg」ならびに「アムロジン錠/OD錠2.5mg/5mg」(一般名:アムロジピンベシル酸塩)において、高血圧症に対し10mgまで増量可能とする用法・用量の一部変更承認を同日付で取得したと発表した。
欧州でてんかん治療剤ZEBINIXに関するライセンス契約が締結 エーザイ株式会社の発表によると、同社のの欧州統括会社、エーザイ・ヨーロッパ・リミテッドは、Bial-Portela & Ca社と、てんかん治療剤「ZEBINIX」(一般名:eslicarbazepine acetate)に関して、欧州における販売にかかるライセンス契約および共同販促契約を締結したという。同社はこの契約により、欧州におけるZEBINIXの販売権を獲得することになった。
リラグルチドの追加投与で、2型糖尿病患者の血糖値の改善と体重減少を確認 ノボ ノルディスクファーマ株式会社は20日、同社が米国、欧州、日本で承認申請中の、新規2型糖尿病治療薬 ヒトGLP-1アナログ製剤「リラグルチド」を、経口血糖降下薬に追加投与すると、他の経口血糖降下薬を追加投与した場合よりも優れた血糖改善効果が得られるという成績が、Diabetic Medicine(英国糖尿病協会発行)とDiabetes Care(米国糖尿病協会発行)に掲載されたと発表した。
『知って対策!!花粉症検定』を開催中 シェリング・プラウ株式会社は、花粉症に関する情報を提供するウェブサイト「花粉症すっきりネット」(http://www.kafun-sukkiri.net)にて、花粉症の対策や治療に役立つ内容を出題する『知って対策!!花粉症検定』を2月5日(木)から全6回の予定で始めている。
花粉症のつらさやもどかしさを疑似体験 グラクソ・スミスクライン株式会社は19日、同社が運営するウェブサイト「コンタック総合研究所(http://contac.jp/soken/)」に、12日に都内で「取り戻そう!花粉で失った感覚とふたりの愛!」と題した公開実験を行った結果を発表した。
英国政府が新型インフルエンザ対策としてリレンザに関する契約を締結 グラクソ・スミスクライン株式会社は18日、英国GSK社が新型インフルエンザのパンデミック発生時に使用することを目的として、同社の抗インフルエンザウイルス薬「リレンザ」(一般名:ザナミビル)を1,060万人分供給するという契約を、英国政府と締結したと発表した。
花粉による鼻づまりは睡眠に影響あり グラクソ・スミスクライン株式会社の発表によると、同社が行った花粉症と眠りに関する調査から、花粉による鼻づまりに悩む人は、花粉症時期になると睡眠の質も時間も共に低下し、日常生活に何らかの悪影響を及ぼしていることがわかったという。
nitazoxanideの国内開発、製造、販売のライセンス契約が締結 中外製薬株式会社は18日、米国Romark Laboratories社が海外でC型慢性肝炎治療薬として開発を進めているnitazoxanide(販売名:Alinia)について、国内における開発、製造、販売に関する独占的な権利取得のライセンス契約を同社と締結し、国内での開発を決定したことを発表した。
痛風・高尿酸血症治療剤フェブキソスタット 米国で販売許可取得 帝人ファーマ株式会社が創製した新規の痛風・高尿酸血症治療剤であるフェブキソスタット(一般名、開発コード:TMX-67、米国登録商標:ULORIC)について、武田薬品工業株式会社の子会社、米国・武田ファーマシューティカルズ・ノースアメリカ株式会社(TPNA社)は2月13日(米国時間)、米国食品医薬品局(FDA)より販売許可を取得したことを発表した。TPNA社は、米国におけるフェブキソスタットの独占的開発・販売権を有している。
国立がんセンターが後発品リスト公表 後発品の推進を図る厚生労働省が国立病院、ナショナルセンターに後発品の採用リストの公表を求めていたが、2月17日、国立がんセンター中央病院がホームページ上で後発品採用リストを公表した。
他人の不幸は蜜の味-妬みや他人の不幸を喜ぶ感情に関する脳内のメカニズムが明らかに 他人の不幸は蜜の味と言うが、放射線医学総合研究所の分子神経イメージング研究グループが、人が妬みを持つ感情と他人の不幸を喜ぶ感情に関する脳内のメカニズムを明らかにした。
肥満症治療薬velneperitの後期第2相臨床試験主要目標を達成 塩野義製薬株式会社は17日、米国にて自社開発中のニューロペプタイドY(以下、NPY)Y5受容体アンタゴニストである抗肥満薬velneperit(開発コード番号:S-2367)が、1年間にわたる異なるデザインの後期第2相試験2試験において、主要目標を達成したことを発表した。
日本初のエストロゲンと黄体ホルモンの配合剤ウェ-ルナラ配合錠が発売 バイエル薬品株式会社は17日、エストロゲンと黄体ホルモンの配合剤として日本初となる閉経後骨粗鬆症治療薬「ウェールナラ配合錠」を発売した。
インフルエンザ流行はピークを経過 インフルエンザ流行レベルマップによると、2009年第6週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は24.69(患者発生報告数118,099)と、第4週(定点当たり報告数37.45)をピークとして第5週に引き続いて減少していることがわかった。
GSKと田辺三菱がアドエアのコ・プロモーションで合意 グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)と田辺三菱製薬株式会社は16日、GSK社が製造・販売している喘息ならびに慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療配合剤「アドエア」(一般名:サルメテロールキシナホ酸塩・フルチカゾンプロピオン酸エステル ドライパウダーインへラー)について、4月1日から両社による日本でのコ・プロモーションを展開することに合意したことを発表した。