他人の不幸は蜜の味-妬みや他人の不幸を喜ぶ感情に関する脳内のメカニズムが明らかに 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/02/19 他人の不幸は蜜の味と言うが、放射線医学総合研究所の分子神経イメージング研究グループが、人が妬みを持つ感情と他人の不幸を喜ぶ感情に関する脳内のメカニズムを明らかにした。研究は健康な大学生19人に心理課題を与え、その時の脳内活動をfMRI(機能的核磁気共鳴画像法)で解析して行った。その結果、「妬み」の感情が働くと、前頭葉の内側にある前部帯状回の活動が高まることが突き止められたという。前部帯状回は、身体的な痛みを処理する部位として知られているが、妬みという「心の痛み」にも関与していることが判明した。研究成果は、2009年2月13日 (米国東部時間 12日 14時) に米国科学誌「Science」に掲載された。発表はこちらhttp://www.nirs.go.jp/news/press/2008/02_12.shtml 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 脳出血既往AFに対する脳梗塞予防、DOACは有用か?/Lancet(2025/03/07) GLP-1受容体作動薬、自殺リスクと関連せず/BMJ(2025/03/07) 活動性ループス腎炎に対する新しいタイプの抗CD20抗体の治療効果(解説:浦信行氏)(2025/03/07) 抗PD-L1抗体薬、GLP-1薬などに重大な副作用追加/厚労省(2025/03/07) 新規作用機序の潰瘍性大腸炎治療薬オザニモド、その特徴は?/BMS(2025/03/07) 治療抵抗性強迫症に対するSSRI+ブレクスピプラゾールの有用性(2025/03/07) 硬膜外ステロイド注射は慢性腰痛に効果あり?(2025/03/07) 日本人の4人に1人がコロナ陰謀論を信じている!?(2025/03/07)