喘息治療の新展開 ―2剤目の配合剤が登場― 2009年12月4日、日本記者クラブにて開催された喘息プレスセミナー(主催:アステラス製薬株式会社/アストラゼネカ株式会社)で、昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科部門教授の足立満氏が「日本の喘息治療の現状と新展開」について講演を行った。
カナダ製の新型インフルエンザワクチン「Arepanrix」 WHOの事前認定を取得 英グラクソ・スミスクライン社は1日(現地時間)、同社のカナダ製新型インフルエンザワクチン 「Arepanrix」 (アジュバント添加新型インフルエンザワクチン)が、世界保健機関(WHO)より事前認定(Pre-qualification)を取得したと発表した。同社の日本法人が報告した。
メタボ該当者・予備群の約4割が対処を実施、健康意識が向上傾向 小林製薬は3日、全国の男女20~50代を対象に実施したメタボリックシンドローム関する生活習慣実態調査の結果を報告した。この調査は2005年より実施され、今回で5回目。調査期間は9月18~19日、1,000人から有効回答を得た。
ウィンターシーズンも要注意!冬の雪山は紫外線の危険地帯!? ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケアカンパニーは3日、2009年冬の雪山(調査場所:石川県白山市「白峰クロスカントリー競技場」)と2008年夏の沖縄のビーチ(調査場所:沖縄県南城市「あざまサンサンビーチ」)で実施した紫外線調査の比較結果を発表した。
個人向け睡眠計測サービス「SleepSign-home」(スリープサイン ホーム)提供開始 キッセイコムテック株式会社は2日、個人向け睡眠計測サービス「SleepSign-home」(スリープサイン ホーム)の提供を開始したと発表した。2週間、行動計を腰につけて過ごすだけで、睡眠状態がわかるというもの。
アンジオテンシンII受容体拮抗薬ミカルディス欧州委員会より追加適応の承認を取得 ドイツ・ベーリンガーインゲルハイム社は27日(現地時間)、欧州委員会より、アンジオテンシンII受容体拮抗薬ミカルディス(一般名:テルミサルタン)が、「I.アテローム性動脈硬化性疾患(冠動脈心疾患、脳卒中、閉塞性動脈硬化症)または II.臓器障害を合併する2型糖尿病 を有する患者での心血管疾患発現リスクの減少」の追加適応を承認されたと発表した。
モスバーガーが“低アレルゲンメニュー”を再導入 株式会社モスフードサービスは2日、12月26日より、全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)で低アレルゲンメニューの「モスこどもライスバーガー<ポーク>」を発売すると発表した。同チェーンとしては、低アレルゲンメニューを全店舗規模(一部店舗除く)で販売するのは初めてとなる。
ドラッグストアで市販薬購入時、薬剤師や販売員に「相談しない」人は7割近く マイボイスコム株式会社は2日、『ドラッグストアの利用』に関するアンケート調査をインターネット上で実施し、2009年11月1日~5日に13,808件の回答を集め、結果を発表した。ドラッグストアで市販薬を購入する際に薬剤師や販売員に「あまり相談しない」「全く相談しない」人が7割近くを占めることがわかった。
高血圧症治療薬「COZAAR」の高用量投与により総死亡および心不全による入院リスクが減少する 米国メルク社は、11月にオーランドで開催された第82回米国心臓協会(AHA: American Heart Association)学術集会において、高血圧症治療薬「COZAAR(一般名:ロサルタンカリウム錠)」の高用量投与による試験「HEAAL(Heart failure Endpoint evaluation of the A-II-Antagonist Losartan)」の結果を発表した。日本法人である万有製薬株式会社が2日に公表した。
再発白血病に対する治験で遺伝子治療を開始 タカラバイオ株式会社は2日、同社が国立がんセンター中央病院にて進めているHSV-TK遺伝子治療(開発コード:TBI-0301)の治験(第I 相臨床試験)において、1日に第1例目の被験者への遺伝子導入細胞の投与が行われたと発表した。体外遺伝子治療の治験において遺伝子導入細胞の投与が行われるのは国内で初めてだという。同治験は、非盲検試験で行い、被験者数は9例を予定している。
大塚製薬 中枢神経系疾患における共同研究を延長 大塚製薬株式会社は2日、同社とGalenea Corporation (本社:米国マサチューセッツ州、以下「ガレニア社」) は、統合失調症や双極性障害などを含む中枢神経系疾患の革新的治療薬を創出するための共同研究を1年間延長することに合意したと発表した。
花粉症情報webサイト『花粉症*ナビ』リニューアルオープン 協和発酵キリン株式会社は1日、自社webサイト内にある花粉症情報サイト『花粉症*ナビ』(http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/)をリニューアルオープンした。今回のリニューアルでは、2010年春の日本全国スギ・ヒノキ花粉飛散予測の情報を公開したほか、メインコンテンツである「花粉症の基礎知識」の情報構成を整理し、「最近のスギ花粉の飛散量」や「症状とQOL(生活の質)の関係」についての情報を追加。またセルフチェックページ「どんなタイプの花粉症?」をよりわかりやすく刷新した。
「健康管理支援サービス」の実証実験を開始 株式会社野村総合研究所(NRI)は1日、民間企業6社からなる「家庭内情報プラットフォーム検討会(以下、検討会)」に参加し、総務省「ユビキタス特区」事業におけるインターネット上の個人向け健康管理支援サービス「健康絵日記へるぼ(http://www.health-log.jp/)」 の実証実験を同日より開始したと発表した。NRIは、検討会の代表機関として、同サービスの事業計画、サービス内容の検討、実証実験の運営管理等を担当している。
新型インフルに6割が「不安」、妊婦では9割近くも ワクチンの負担額は8割が「高い」と感じている インターワイヤード株式会社は1日、同社が運営するネットリサーチサービス「ディムスドライブ」で、『新型インフルエンザに関するアンケート』を行い、新型インフルエンザの予防や不安度、ワクチン接種等についてまとめ、結果を発表した。
アリセプトの新剤形 内服ゼリー発売 エーザイ株式会社は12月2日に、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」の新しい剤形である「アリセプト内服ゼリー 3mg/5mg/10mg」を日本国内で新発売した。
少ないX線量でも高画質を実現 富士フイルムから「CALNEO MT」発売 富士フイルム株式会社は26日、X線照射面側から光信号を読み取る、同社独自の間接変換方式FPD(フラットパネルディテクタ)を搭載したデジタルX線画像診断装置「CALNEO」シリーズの新ラインアップとして、臥位撮影台に組み合わせ可能な「FUJIFILM DR CALNEO MT」を開発したと発表した。「CALNEO MT」と専用の昇降型フローディング撮影台「SUD-F」は、富士フイルムメディカル株式会社から12月1日より販売開始している。
iNPH(特発性正常圧水頭症)の診療状況に関する調査を発表 シミック株式会社は30日、同社の子会社である株式会社ヘルスクリックが運営する健康ポータルサイト『healthクリック』(http://www.health.ne.jp/)にて実施した、iNPH(特発性正常圧水頭症)の診療状況に関する調査について、その結果を発表した。
がんなどの病変の有無を検査する、スクリーニングに適した経口内視鏡を発売 オリンパスメディカルシステムズ株式会社は1日、胃や食道など上部消化管の検診などに使用されるスクリーニングに適した経口内視鏡の新製品として「EVIS LUCERA上部消化管汎用ビデオスコープOLYMPUS GIF TYPE PQ260」(以下、「GIF-PQ260」)を、12月17日から国内で販売開始すると発表した。海外地域(イギリス、中国、韓国、台湾、シンガポール等)は各国の法規制に対応でき次第、順次販売を予定している。
「包括的眼科検診」のすすめ 受けたことがない人は70%以上 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーは27日、眼科検診に対する考えや受診率、視力に対する意識の調査を目的に、グローバル規模で実施した「日本を含む世界13カ国における眼科検診の実態調査-2008 Global Eye Exam Study」の中から、日本における眼科検診の実態について発表した。
乳幼児のロタウイルス胃腸炎予防ワクチンを国内で承認申請 グラクソ・スミスクライン株式会社は30日、11月27日付で、ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン(海外での製品名:Rotarix)の承認申請を行ったと発表した。申請したワクチンは、乳幼児のロタウイルス胃腸炎の早期予防を目的として使用される2回接種の経口ワクチンで、ロタウイルスに対するワクチンの承認申請は国内初となる。また、同社にとってこのワクチンは10月に承認になった子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」、10月16日に申請した新型A(H1N1)インフルエンザワクチンに続くワクチンとなる。