肺がん1次治療におけるペムブロリズマブ単独治療、日本人の5年生存率(KEYNOTE-024)/日本臨床腫瘍学会
PD-L1発現(TPS≧50%)の転移を有する非小細胞肺がん(NSCLC)1次治療におけるペンブロリズマブ単剤治療と標準化学療法を比較した第III相KEYNOTE-024試験。第18回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO Virtual2021)では、日本人サブセットの58.8ヵ月追跡結果を静岡県立静岡がんセンターの高橋 利明氏が発表した。
・対象:転移を有する未治療のPD-L1高発現(TPS≧50%)NSCLC患者(305例)
・試験群:ペムブロリズマブ200mg 3週ごと(154例)
・対照群:治験担当医が選択したプラチナベース化学療法 4~6サイクル(151例)
・評価項目:
[主要評価項目]無増悪生存期間(PFS)
[副次評価項目]OSなど