医療従事者の熱中症リスク、アンケートでみえてきたこと 最終更新:2024/08/30 バズった金曜日 高齢者の熱中症リスクはたびたび報道されますが、実は高齢者の診察や介護にあたる医療従事者にもリスクが伴うことが、介護職を対象としたアンケート調査から明らかに。さて、熱中症経験者はどのくらいいるでしょう。
脾腫を診るとき、気を付けるべき感染症は? 最終更新:2024/08/30 1分間で学べる感染症 脾腫を来した患者を診る場合には、前回学んだ語呂合わせの「CHINA」の疾患に加え、感染症の多様な鑑別診断を念頭に置いて、精査やリスクに応じた治療をすることが重要です。
ジャガイモ料理を食べて嘔吐・下痢、対処法は? 最終更新:2024/08/29 これって「食」中毒? 身近に潜む危険な動植物にフォーカスし、中毒学の第一人者である上條吉人氏が鑑別診断や対処法を解説します。今回はジャガイモ料理を食べて体調を崩した事例での問診時の注意点や対処法について。
孤独な高齢患者さんを前向きにするには?まずはアポ取りから 最終更新:2024/08/29 Dr.中島の新・徒然草 総診外来に3ヵ月ごとに通院する高齢男性。開口一番言ったことは「気がついたら首を吊っていて…」。独居で人と喋る機会がなく、行為に至ったとのこと。中島氏は、まずは自分でケースワーカーに連絡することから勧めます。
書籍紹介『ポケジェリ―AGS高齢者診療マニュアル』 最終更新:2024/08/29 医学のしおり 米国老年医学会が刊行する、“Geriatrics At Your Fingertips”の翻訳版。全面的な薬剤監修も実施し、丁寧な日本化を試みました。実践で使いこなしながら学べる1冊になっています。
「どのくらいで治る?」と聞かれたら? 最終更新:2024/08/28 もったいない患者対応 手術後に患者さんから治癒までの期間を問われ、抜糸までの期間を伝えました。しかし、創部感染により治療が長引き、職場復帰が遅れた患者さんは憤慨してしまいました。どのように説明すべきだったのでしょうか?
急性期の血液凝固異常、実施すべき検査と治療方針は? 最終更新:2024/08/26 日常診療アップグレード 左下肢の急な腫れと痛みで33歳男性が来院。下肢エコー検査を行って、左大腿静脈に血栓があることを確認しました。とくに既往歴がない場合、血液凝固異常の原因を探る検査として、何を測定すべきでしょうか?
フェンタニルは呼吸困難に使えるか? 最終更新:2024/08/23 非専門医のための緩和ケアTips 呼吸困難に対するオピオイドといえば、メジャーなものはモルヒネでしょう。最近はヒドロモルフォンやオキシコドンも使われることが増えてきました。では貼付薬もあって利便性の高いフェンタニルはどうでしょうか?
苦味マスキング効果が高いのは?甘味or酸味or塩味or旨味 最終更新:2024/08/21 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は苦味マスキングについて。苦味をマスキングする効果が高いのは、甘味、酸味、塩味、旨味のどれでしょうか?
1日も早く自宅に帰りたい-入院中に生じる廃用症候群/転倒を防ぐには? 最終更新:2024/08/20 こんなときどうする?高齢者診療 急性腎盂腎炎と診断され入院治療中の90歳女性。「一日も早く自宅に帰りたい」という希望をかなえるための、廃用症候群・転倒予防のアセスメントと介入を解説します。
熱中症診療GL2024、冷却法の分類の変更点は? 最終更新:2024/08/19 一目でわかる診療ビフォーアフター 変更のあった診断基準や治療法について、“情報アップデート度”をクイズ形式でチェック!今回は『熱中症診療ガイドライン2024』で変更された冷却法の分類について。
非常につらい倦怠感、漢方診療のポイントは? 最終更新:2024/08/16 漢方カンファレンス 長期の入院で体力低下により冷えが生じ、闘病反応が乏しい患者さんが非常につらい倦怠感を主訴として来院。漢方診療における問診のポイントと薬剤選択について、解説します。
南海トラフの前兆?防災対策見直すキッカケに 最終更新:2024/08/15 Dr.中島の新・徒然草 先週、3日連続で各地で地震がありました。気象庁は、南海トラフ地震の発生率が上昇したと臨時情報を発表。これを機に、日ごろの防災対策を見直すことにした中島氏。以前から行ってきた対策の穴を埋めていきます。
徳洲会が先取りした医療のかたち…北米型ER・地域包括ケア 最終更新:2024/08/14 ざわつく水曜日 元徳洲会理事長・衆議院議員の徳田 虎雄氏が亡くなりました。徳田氏の強烈なリーダーシップのもと全国展開した徳洲会グループの病院は、今の日本の医療を先取りするような先進的な医療を展開しました。
吸収に影響も!?鉄欠乏性貧血への鉄剤の内服頻度 最終更新:2024/08/12 日常診療アップグレード 23歳の女性が倦怠感と労作時の息切れを主訴として来院。Hb 7.9g/dL、MCV 70fLであり、鉄欠乏性貧血と診断し、経口鉄剤を処方します。内服の頻度はどのようにすべきでしょうか?
症例検討会、地雷踏む研修医で活性化!? 最終更新:2024/08/08 Dr.中島の新・徒然草 外部講師による研修医向け症例検討会。講師が準備した発熱症例について、研修医に可能性のある感染症を挙げさせます。ところが、研修医は見当外れな答えを連発。講師の表情がどんどん険しくなっていきます。
その「めまい」は本当に「めまい」? 良性発作性頭位めまい症の鑑別方法は? 最終更新:2024/08/07 救急処置おさらい帳 施設内でめまいを訴える患者さんを診察した経験を紹介します。めまいを診る機会は多くありますが、どのようなアプローチが必要なのか復習しましょう。今回は良性発作性頭位めまい症(BPPV)についてです。
徳田虎雄氏と徳洲会、その功罪を振り返る 最終更新:2024/08/07 ざわつく水曜日 元徳洲会理事長・衆議院議員の徳田 虎雄氏が亡くなりました。「生命いのちだけは平等だ!」をスローガンに全国にまたがる医療グループを築き上げた氏の功績は特筆すべきものですが、一方で負の側面もありました。
熱中症診療GL2024、重症度分類の変更点は? 最終更新:2024/08/05 一目でわかる診療ビフォーアフター 変更のあった診断基準や治療法について、“情報アップデート度”をクイズ形式でチェック!今回は「熱中症診療ガイドライン2024」で変更された重症度分類について。
「インフルエンザ」、語源から知る中世の人々の世界観 最終更新:2024/08/05 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 インフルエンザは英語でもそのまま“influenza”ですが、この言葉はラテン語の“influentia”(流れ込む)から派生したといいます。ここには、中世の人々の世界観をうかがい知ることができます。